数字繋がりでぞろ目な第11弾。
さてさて今日は、たまには似合わない事でもしようかと思い「萬葉集」だの「古今和歌集」だの「拾遺和歌集」だのといった、いわゆる「和歌」に触れてみようかと言う事で八大和歌集と呼ばれるものを店員の勧めるままに購入。
何千首もあると聞いていたので、どれ程分厚い本かと思っていたのですが、せいぜい普通の単行本程度。訳もちゃんと載っていて、古語のわからない教養無き私にも十分鑑賞できる内容でした。
が、あれは飽きます。1時間も見れば十分ですね。開くのも1カ月に一回程度でいいでしょう。
『夕月夜 心もしのに 白露の 置くこの庭に こほろぎ鳴くも』
夜がじわじわと訪れ、月も昇り始めた。にわかに寒くなり、白露がおりた庭先では、こおろぎの鳴く声がしている。
『初雪の ふるの神杉 うづもれて しめゆふ野辺は 冬ごもりせり』
初雪が降る社の神杉はすっかり雪に埋もれ、しめを貼った野は雪籠りしている。
秋・冬をテーマにした作品ではこの辺が琴線に触れました。
最初の句:ここでいう“こおろぎ”は、今でいういわゆるコオロギではありません。秋に鳴く虫全般を指して“こほろぎ”と呼んでいたそうです。
“夕月夜”は、いわゆる三日月ないしそれに近い形状の月の事です。
このブログの題名である“三弦紗夜”の“三弦”も、「三弦月」、つまり「三日月」のことです。“弦”とは、月の形を弓にみたてて、張ってる部分を“弦”と呼んでいるわけです。
ついでに“紗夜”を説明しますと、“紗”とは“薄く透き通る絹織物”の事、“紗夜”とはそのような(といってもフィーリング的な意味でですが)かなり夜に近い夕暮れ、もしくは夕明けの時間を指します。
昔の人はこの時間帯には魔の物が出ると考えていました。
日本人にとって“紗夜”とは、「日常と違う特別な時間」であったのです。
“三弦紗夜”とは、「まだ完全に夜ではないが、もう薄ぼんやりと暗くなってきていて、空には三日月が昇っている」ような特別な時間の事です。
「特別な時間を presented by crescentmoon」みたいな意味で捉えていただけると、CMチックになって聞こえてくるから不思議です。
次の句は完全に情景描写です。もともと“社”というのは神聖で、普段から物音のしない静かな場所です。
そこに雪が降り積もり、より一層静けさが広がっている。そんなイメージでしょう。
とまあinterestingな話ではないのですが、たまにはこういう趣向も悪くないかと思い取り上げてみました。
お次はinterestingな話です。
オリカBBSの方で是非「オリカ大会」を開きましょうという話が出ました。
そこで、このブログを見ている方々にも是非参加してほしい、普段は見ているだけの人もこれを機に創作の楽しさを知って欲しい、というのがinterestingなお話です。
もちろん私は参加する予定です。興味ある方はぜひぜひ参加してみてください。
ほんとに誰でも大丈夫です。新規の方でも、昔やってたぜな人でも、etcの方でも。
詳しくはKさんのブログを見てください。
≪紅 美鈴≫
≪多々良 小傘≫
≪四季映姫・ヤマザナドゥ≫
≪封獣 ぬえ≫
さてさて今日は、たまには似合わない事でもしようかと思い「萬葉集」だの「古今和歌集」だの「拾遺和歌集」だのといった、いわゆる「和歌」に触れてみようかと言う事で八大和歌集と呼ばれるものを店員の勧めるままに購入。
何千首もあると聞いていたので、どれ程分厚い本かと思っていたのですが、せいぜい普通の単行本程度。訳もちゃんと載っていて、古語のわからない教養無き私にも十分鑑賞できる内容でした。
が、あれは飽きます。1時間も見れば十分ですね。開くのも1カ月に一回程度でいいでしょう。
『夕月夜 心もしのに 白露の 置くこの庭に こほろぎ鳴くも』
夜がじわじわと訪れ、月も昇り始めた。にわかに寒くなり、白露がおりた庭先では、こおろぎの鳴く声がしている。
『初雪の ふるの神杉 うづもれて しめゆふ野辺は 冬ごもりせり』
初雪が降る社の神杉はすっかり雪に埋もれ、しめを貼った野は雪籠りしている。
秋・冬をテーマにした作品ではこの辺が琴線に触れました。
最初の句:ここでいう“こおろぎ”は、今でいういわゆるコオロギではありません。秋に鳴く虫全般を指して“こほろぎ”と呼んでいたそうです。
“夕月夜”は、いわゆる三日月ないしそれに近い形状の月の事です。
このブログの題名である“三弦紗夜”の“三弦”も、「三弦月」、つまり「三日月」のことです。“弦”とは、月の形を弓にみたてて、張ってる部分を“弦”と呼んでいるわけです。
ついでに“紗夜”を説明しますと、“紗”とは“薄く透き通る絹織物”の事、“紗夜”とはそのような(といってもフィーリング的な意味でですが)かなり夜に近い夕暮れ、もしくは夕明けの時間を指します。
昔の人はこの時間帯には魔の物が出ると考えていました。
日本人にとって“紗夜”とは、「日常と違う特別な時間」であったのです。
“三弦紗夜”とは、「まだ完全に夜ではないが、もう薄ぼんやりと暗くなってきていて、空には三日月が昇っている」ような特別な時間の事です。
「特別な時間を presented by crescentmoon」みたいな意味で捉えていただけると、CMチックになって聞こえてくるから不思議です。
次の句は完全に情景描写です。もともと“社”というのは神聖で、普段から物音のしない静かな場所です。
そこに雪が降り積もり、より一層静けさが広がっている。そんなイメージでしょう。
とまあinterestingな話ではないのですが、たまにはこういう趣向も悪くないかと思い取り上げてみました。
お次はinterestingな話です。
オリカBBSの方で是非「オリカ大会」を開きましょうという話が出ました。
そこで、このブログを見ている方々にも是非参加してほしい、普段は見ているだけの人もこれを機に創作の楽しさを知って欲しい、というのがinterestingなお話です。
もちろん私は参加する予定です。興味ある方はぜひぜひ参加してみてください。
ほんとに誰でも大丈夫です。新規の方でも、昔やってたぜな人でも、etcの方でも。
詳しくはKさんのブログを見てください。
≪紅 美鈴≫
≪多々良 小傘≫
≪四季映姫・ヤマザナドゥ≫
≪封獣 ぬえ≫
あっ今回の大会は私も参加しますよ^^
黒翔さんは知り合いなんでね・・・久しぶりに頑張るかぁwフリーでOCGに近い書体ないですかね?
大会盛り上がるといいですね。
フリーのフォントについてはKさんのブログのコメント欄にそれっぽいコメントがあったような気がします。