三弦紗夜の鐘の音

三日月と満月。片方は偽物、こっちは本物。本当に綺麗なのは新月模様。

東方オリカとオリカの作り方をONAIR

八坂 神奈子

2012-02-21 01:33:44 | 東方オリカ
フランク神様、八坂 神奈子様です。

カリスマ感に満ち溢れるような1枚にしようと奮闘しました。
神奈子様はケロ子と比べると画像が少ないです。
どっちかといえば少女とは呼べない容姿なので、どっちかといえば可愛いというジャンルには入らない。
ということで描く気が起きないとか、そういった感じなのでしょうか。

ちなみに東方projectに登場するのは、一応全員「少女」ということになっています。
スペルカード戦というのは、妖怪にとっても人間にとっても遊びであって本気ではない。そんな中に、いかにもな成人男性がいるほうが不自然だ。
そういう訳で、登場人物を少女に限定する事でスペルカード戦という一見野蛮な戦闘行為を、少女テイスト・明るく楽しい平和なものにしているわけですね。
人間の場合、少女という枠でくくるなら対象は限界15歳ぐらいまでな感じがします。18歳なども表記の上では少女と表現される事が多いですが、
高校を卒業するような年齢を以って“少女”というのは違和感しかありません。

そういうことですので、神奈子様も少女であるはず。実年齢はともかく、見た目は13歳ぐらいという設定のはずです。
実年齢を言い始めたら、どこぞの吸血鬼は500歳だし、どこぞのスキマ妖怪は年齢不詳だし、どこぞの姫様とその付き人に至っては億単位だし、少女どころか人間としての賞味期限をとっくに過ぎた方達ばかりです。


さて、絶賛少女真っ盛りの神奈子様の能力は、「乾(けん)を創造する程度の能力」です。
乾とは、八卦における「天」のことで、絶賛少女な諏訪子の司る「坤」=「地」とは対をなす関係にあります。
八卦には他にも、震(しん)→雷・巽(そん)→風・戡(かん)→水・離(り)→火・艮(ごん)→山・兌(だ)→沢 があり、恐らくは自然を象って作られたのでしょう。
乾(けん)を創造する、直訳すれば天を想像する能力ということになります。「天を創造」というフレーズを聞くと、神話の天地創造のイメージが強いですよね。

日本書紀の冒頭には、「古(いにしえ)に天地未だ剖(わか)れず、陰陽分れざりしとき」と書かれており、昔は天と地に明確な境目がなかったとされています。
ここからは諸説分かれるものとなりますが、大まかな流れとしては、混沌とした世界が天と地に分かれ、まずは神々が住む場所となる「高天原」の創造が開始されます。
高天原は、天界にあったという説と地上にあったという説があり、はっきりとした事はわかっていません。
そして、神が降り立ち、万物の創造が始まったとあります。

ここからわかる事は、天と地を分け隔てたのは、誰かの手によるものではなく、あくまで自然的な事だったということ。
神が誕生するのは天地開闢の後というわけです。

となれば、神奈子様の能力である「天の創造」というのは、少なくとも世界の始まりに使われたような類のものではない。
何故なら、神奈子様が誕生した時には既に、「天」というものがあったからです。

日本では昔から、「八百万の神」とよく言いますね。
八百万と言うのは、数量的な8000000のことではありません。「数が多い」という事の例えです。
昔の日本人は、その辺の石ころ1つにも、神様が宿っていると考えていました。つまり、八百万の神というわけです。
「日本人は無宗教だ」とよくいわれますが、これは正しくありません。日本では全ての物に神様が宿ると信じていたので、全ての物に敬意を払っていた、つまり特定の何かだけを信仰するということはなかったというのが正しいでしょう。
そう考えると神様というのは、何かを司りそれに宿る存在といえます。
神奈子様は「乾」、すなわち「天」に宿る神様、と考えることができそうです。
「天を創造」というのは「天を司る」に同義ととってよいでしょう。

説明が長くなりましたが、神奈子様の能力というのはどうやら
「天を司る」、わかりやすくいえば「天候を操る程度の能力」に近いものなのかもしれません。



≪属性アイコン:注連 - あの世とこの世の境界 ≫




≪☆:祟神 - ミシャクジ様≫




≪枠:祭壇 - 御柱の墓場≫




≪カード≫



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1 コメント

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Unknown (King clab)
2012-02-23 07:49:29
すごいのがきましたね!!!
なかなか、いいのがきましたね!!!(2回目)
言うことなしですなぁ~。

朝にコメントしてますので、これくらいにしておきます。
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