鈴仙・優曇華院・イナバ spcial ver.

Special Thanks!
鈴仙・優曇華院・イナバです。

ブログ開設からほぼ１年。
アクセス数ほぼ４万。
Viewer数ほぼ10万。

ということで、こんなブログがよく１年ももったものだなーと素直に驚きです。
そして４万HITということで、１日約100人もの方が訪問して下さったのですね。

そんなこんなを全部ひっくるめてのSpecial Thanksです。
個人的に最愛している、うどんげの提供でお送りします。


今回は特に話す事もないので、いつもはやらない「属性」や「☆」につけているアイコン名の説明というか由来?みたいなのをやろうかなと思います。
いつも通りつまらないですが、雑学程度に見てもらえるといつか役に立つ日が来るかもしれません。


・枠：恋愛 - テルニの聖ウァレンティヌス
これは有名ですね。日本では、主に女性が男性にお菓子、特にチョコレートをあげる日として定着しています。
好きな人に渡す「本命」や、お世話になった人に渡す「義理」などがありますが、いずれにしても男性側からは喜ばれます。
このバレンタインデーの起源と言うのが

- wikipediaより -
「ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。
　キリスト教司祭だったウァレンティヌス（バレンタイン）は秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。
　処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。
　このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となった。」

というのが通説になっています。
「テルニ」というのは、現イタリアにある都市です。
このテルニには「バレンタイン教会」という教会があり、主に結婚式場として利用されているとか。
観光ポイントとしても有名なので、機会があれば是非行ってみるといいかもしれません。


・奇跡 - ミラクルクエスチョン
ミラクルクエスチョンとは、「もし奇跡が起きたらどうなるか」を問うことで、相手に解決したあとの状態をイメージさせる質問のこと。
問題を抱えている人に対して、その問題が解決した後の世界をイメージさせることによって問題の解決を図る心理療法の手法です。
具体的には、「あなたは、どうなったら幸せですか？」「現在の問題が全て解決したら、どうなっていると思いますか？」などなど。
奇跡（ミラクル）が起きたらという仮定の質問（クエスチョン）なのでミラクルクエスチョンといいます。
潜在意識にとっては、想像したことは現実と変わらないので、解決した姿をイメージすると解決に意識が行き、
イメージした状態を実現しやすくなるという効果があります。

「想像」とはあながち馬鹿にできない力を持っています。精神的苦痛が肉体的なダメージとして現れるというのは、比較的よくある事です。
「ああ、明日学校行くの嫌だな」と思っていると、頭痛や腹痛が起きたりします。
これは、「嫌」の原因となっている事象を想像することで、それが精神的苦痛となって肉体的なダメージになっているとか。

想像の力がどのぐらい強いのか試してみたい人には、自己暗示術を試してみるといいです。
催眠術と聞くと、超能力の類のような胡散臭い物と思う人もいるようですが、催眠術自体は医学的な根拠に基づいた確立された技術です。
自分で自分に催眠をかけるというのはそんなに難しい事ではありません。
リラックス状態で「催眠にかかってみたい」という意志があれば、比較的かかり易いでしょう。
私も何回か試した事がありますが、本当に腕が上がらなくなったり(本当のところは脳が「腕を上げたくない」と思い込むことで上がらなくなっている)体中が暖かい感覚に包まれたりしました。
おもしろいですよ。


・無為 - ゲシュタルトの祈り
ゲシュタルト療法の創始者、フリッツ・パールズの創作による祈りの詩。


「私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
　
　私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

　そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

　私は私。あなたはあなた。

　でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。

　たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。」


とあるサイト様の解釈によれば、

出会いというのは素晴らしい事で、出会わないというのもまた、出会える事と同じぐらい素晴らしい事です。
「たとえ出会えなくても」という一文には、すべてをあるがままに受け止めるゲシュタルトの精神が集約されています。

とのこと。

一人の人間が、ある一人の人間に出会うというのは、想像を絶するような奇跡のような確立である事は間違いありません。
産まれた時が100年違えば絶対に会えない。
10年違っただけで、会う機会はほとんど失われる。
違う国に産まれても、会う機会はほとんどない。
そう考えると、人間同士の出会いというのは素晴らしいの一言に尽きるでしょう。

しかし、出会えずともそれはそれで素晴らしいとこの詞は言っています。
私なりの解釈になりますが、
人間というのは、直接出会わなくても世界のどこかでは繋がって生きている生き物です。
マルクスの疎外論ではありませんが、例えば私の活動は、私の知らない誰かにも影響を与えているだろうし、
私自身も、私の知らない誰かの活動によって支えられている。
誰かの活動によって、私が今日一日生きることができ、その私が別の誰かを支えたなら、この3人は一直線に繋がる。
人と人というのは、必ずどこかで繋がっている。過去・現在・未来を通して、全ての時代・全ての場所の人間と関わりがある。
とすれば、例え出会う事ができなくたってそれもまた同じように素晴らしい事なのです。

と、何やらセンチメンタルになってしまいますね。
しかし、まさに「祈り」といった内容の詞でした。



ちなみに、今までのアイコン名も由来があるものが多いですから、気になった暇な方は、暇潰しに調べてみても損はしないかもれません。

さてさて、だいぶ長くなってしまいましたが、これからも当サイトをよろしくお願いします。



≪属性アイコン：無為 - ゲシュタルトの祈り≫




≪☆：奇跡 - ミラクルクエスチョン≫




≪枠：恋愛 - テルニの聖ウァレンティヌス≫




≪カード≫