鍵山 雛

他人の不幸でメシがうまい、
そんな鍵山 雛です。

3月3日は雛祭りでした。雛祭り、女の子の祭りとして有名です。
今は雛人形を飾ってちらし寿司やあられを食べるのが主流となっていますが、昔は特に形態のようなものが決まっていませんでした。
「流し雛」という言葉は誰でも聞いたことがあるでしょう。
雛人形を川に流し、その人形に自らの穢れを移すことで、１年を健やかに過ごせるようにという願いを込める。
水には元々穢れを浄化する作用があると信じられており、流し雛には、人形に代わり身をさせるというのと、穢れを川に流すという、２つの意味が含まれていたのかもしれません。
雛祭りの雛人形で有名なのと言えば、「出しっぱなしにすると婚期が遅れる」という言い伝え。
冷静に考えればすぐわかることで、自分の罪や穢れをなすりつけた人形をいつまでも出しっぱなしにしていたら、そりゃリターンしてくるに違いない。
４日まで出しておくのは比較的OKらしいですが、５日はアウトなのですぐにしまっておきましょう。
逆に言えば、出しっぱなしにしておけば婚期を遅らせる、もとい結婚しなくてもすむようになるかもしれません。
近年、結婚のメリットは下がる一方、専業主婦なんて甘い事を言ってどこぞの馬鹿男と一蓮托生なんてリスキーもいいとこなので、
ガッツのある女性は出しっぱなしもひとつの手。ちなみに我が家では仕舞うのも億劫ということで４日までに仕舞ったことなんてないです。
だって、専業主婦って夫に自分の命運を100％依存させる行為ですよ。
いつ潰れるかもわからない会社。
いつリストラされてもおかしくない時代。
こんな時代だからこそ、雛人形に助けてもらいましょう。

と、目下活躍中の雛さん。
そういえば、「鍵山 雛」を打ちたいときに「かぐやま」とやってしまう癖を治したいですね。
「かぐやま」じゃなくて「かぎやま」。
わかってはいますが、一度クセになってしまうとなかなか治らない。
いっそのこと、「かぐやま」で「鍵山」変換できるよう辞書登録するのもアリです。

能力は「厄をため込む程度の能力」。
「厄」とは、不幸の源となるようなもの。
周りに厄を集めているだけなので雛自身は不幸にはならない、
しかし近くに居ると人間でも妖怪でも関係なく不幸な目に遭う、とのこと。
なんだ、じゃあ見かけても近づいてはいけないってことですね。
たまりにたまった厄はどうするんだろう。人形だから不老不死だろうし、幾年もかけて膨大な量の厄をためこんでいるはず。
そろそろパンクしそうですよね。風船みたいに。
割れたらきっと、今までの分が全部跳ね帰ってくるのでしょう。
人類が死滅する可能性もあります。
というか、多分全滅します。
そうならないよう小出しにするのかもしれません。
ちょっとずつ、ちょっとずつ。
とすると、去年はちょっと小出しした結果・・・。
いや、不謹慎なネタはやめておきましょう。
「死亡フラグ、たっているのはお前」、先週のハヤテのごとくのタイトルです。

しかし、何を書こうとも今日は３月３日にあらず。
結局のところ、雛さんを出す絶好の機会を逃していたのは否めない。
他サイトの２番煎じ３番煎じもいいとこですね。
いやしかし、災厄は忘れた頃になんとやらですから、遅れてやることにも意味はあるのでしょう。
きっと。



≪属性アイコン：厄祓 - 前厄本厄後厄≫




≪☆：鳥居 - 伏見稲荷の無限回廊≫




≪枠：災厄 - 上巳の祓い≫




≪枠：運命 - Rosette Nebula≫ ← 作ってみたはいいけど雰囲気に合わずに使用しなかった枠、おまけです。




≪カード≫