三弦紗夜の鐘の音

三日月と満月。片方は偽物、こっちは本物。本当に綺麗なのは新月模様。

東方オリカとオリカの作り方をONAIR

チルノ

2011-09-10 01:30:40 | 東方オリカ
忘れるものか断じて。
今日は⑨月⑨日、チルノの日です。

厳密にいえば過ぎてしまったのですけれど。予想以上に手間取り間に合いませんでした。
しかし、まぁ2時間程度ずれたところでチルノは気がつかない、ハズ。

さてさてすっかり⑨が定着してしまったチルノですが、この「バカ」設定には実は結構重要な意味が隠れていたりします。
チルノは“程度の能力”を持ち合わせてるとはいえ、種族は「妖精」です。
妖精というのは、全部が全部バカです。バカ、というと狭義的に「頭が悪い」という意味合いを持ちますが、この意味での“バカ”は若干ニュアンスが異なり、「知恵を持たざるが故の」という成分を含みます。
妖精は自然の象徴でもあり、自然(ネイチャー)から自然(ナチュラル)に発生します。妖精は決して死ぬ事がなく、もし我々で言う「死」に相当するものを迎えたとしても1時間程度で復活します。光を遮っても遮っても光源がある限り永遠に光が発生するのと同じ感じです。

ここで話が少し変わります。
我々人間がまだ神の世界と準ずる場所に住んでいた頃(アダムとイブの時代)、人間に寿命はありませんでした。しかし人間は、神様から手を出してはいけないと言われていた「禁断の果実=知恵の実」を食べてしまいます。禁断の果実は人間に知恵と穢れ(=寿命)を与えます。神様はとても怒りましたが人間にチャンスを与えるため、人間を穢れた下界(=地上)に追放します。この世界で神を信仰し善を積むことで、死んだ後に魂から穢れが抜け、いわゆる天国に行けるようになるというわけです。

天国を信じるか信じないかはいいとして、ここで重要なのは「知恵」と「寿命」は不可分なものであるということ。賢くあろうと知恵を求めれば、必ずそこには穢れが付いてきます。穢れなくして知恵を手に入れる事は叶いません。

妖精が「バカ」であるということは、自然から無尽に発生するためには必要な事なのです。
妖精がいなくなれば、そこの自然は死んでしまう。自然が死ねば、もう妖精は生まれない。
だからこそ妖精は不死身でなければならず、寿命をもたらしてしまう「知恵」を持つ訳にはいかないと。

チルノは⑨と呼ばれていますが、それはチルノが妖精である事の証なのですね。


属性アイコン:結晶 - ヘキサプラトリネ・アイス


☆:凝固 - 摂氏マイナス273.15


枠:零下 - インジグリテ・ブリーモ


ブルーテキスト


カード


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (DARK FANTASY)
2011-09-10 15:08:41
すごいこといいますね。⑨な自分にはそんなこと言えませんね。それと、バカは風邪をひかないと聞きますけど、あれって本当なのかなぁ~?と、自分で思うのだが・・・。
返信する
Unknown (crescentmoon)
2011-09-10 22:03:41
妖精がバカな理由は何かで読んだ受け売りですけどね
禁断の果実の話は有名ですし

何かの話で出てきたのですが、
「バカは風邪ひかないって言うだろ?だから風邪をひいた俺はバカじゃない」
「バカは体調管理ができないから風邪をひくのよ。」
要は風邪をひこうがひくまいがバカはバカと呼ばれるということです
返信する
Unknown (DARK FANTASY)
2011-09-10 22:58:38
あぁー、なるほどですな。
なるほどですな。(2回目www
いや、自分は勉強面ではまあまあの成績は取ってるけどね。

いや~、今回のオリカのチルノ、なんかかわいいなぁ~って、思ったのは自分だけですかな。いつも、言えてないんですが、crescentmoonさんのオリカ素材使わせて頂いています!!!(とても使いやすいです)
言えなくてすみませんm(o_o)m
返信する