西行寺幽々子

西行寺家の幽々様です。
なんか微妙に違和感ある幽々様ですが。

このオリカは東方を知ってからすぐ作ったので、幽々様のことをよく知らずに作ってしまったものです。
微妙に印象が違うのはそのためですか。

死を操る程度の能力です。無敵チート能力かと思いきや、成程、制約が多い能力らしいですね。
ハンター×ハンターで相手を自分の意思どおりに殺す能力があったとしたら、自分の身体の一部を捧げた上で、さらに何らかの制約が科せられるでしょう。
不死の人間に対しても無力だそうです。絶対に死なない身体・絶対殺せる能力。なんだか「矛盾」の話を思い出させます。
「矛盾」の話に、星新一がアレンジを加えたお話があります。概要は、

ある日、地球に一台のＵＦＯがやってきます。ＵＦＯから出てきた宇宙人は、ある商品を紹介するのです。
まず、棒状の兵器を見せ、
「この棒から放たれる光線は、いかなる物をも破壊し、いかなるものでも防ぐ事ができません」と。
次に、光の壁のようなものを展開させ、
「この壁はいかなる攻撃も防ぎ、あらゆる攻撃から守ります」と。
確かに、その光線は地球上のものでは防げず、その壁は核兵器でも傷一つ付きません。
愚かな地球人は、高い対価を支払い、それら２つを購入します。また、愚かな地球人はこう尋ねます。
「もし、あなたの言った事が嘘だったらどうしますか？」
宇宙人は、用意していたかのように
「その場合は、お支払いいただいたものは全て返却いたします。また、その２つも差し上げます」
と答えます。それを聞いた地球人は、内心さぞや笑った事でしょう。
あとは想像通り。絶対の壁に絶対の攻撃を放ち、両者を激突させます。
しかし、文句を言う者は一人たりともいません。
２つの絶対の激突は、凄まじい衝撃波を生み、それにより地球人は一瞬で消え去ってしまったのです。
誰もいなくなった地上から、静かにＵＦＯは立ち去っていきました。

不死と必殺がぶつかったらどうなるか・・・興味がありますね。