馬ふるる

2歳馬が一挙に出走

現在、キャロットの出資馬はカテドラルを除いて全馬トレセンに在厩していまして、今月はたくさん走る姿が見れそうです。

中でも3頭いる2歳馬が何と同じ週に揃って走ることになりそうで、めっちゃ楽しみなんですよ。

しかも3頭のうちの2頭がデビュー戦で、2週前ながらも追いきりの動きが目立っていて、このままいけばどちらも注目を集めそう。

これはワクワクが止まりません!(笑)

カテドラルの妹にあたるラスマドレスは今のところ28日の新潟芝1800mの新馬戦を予定。


ゲート試験合格後も在厩してデビューを目指すことは最近では珍しいことなんですけど、牝馬ながらそれだけ精神的、体力的にタフなのでしょう。

そして追いきりの動きが抜群に良くて、木曜には坂路を馬なりで52.7秒、ラスト1ハロンも12.8秒とバタバタになってないところが2歳馬らしからぬところです。

カテドラルもデビュー前から調教タイムは秀逸でしたので、性格や体型で似ている面があるのかもしれませんね。

ならば能力もカテドラル級かも!?
なんて思わず想像(妄想)を膨らませてしまいます(笑)

乗り手の感触も良いのが何よりで、心配な点があるとすれば新潟で除外にならないかということと、カテドラルみたいに負けん気を出しまくる暴走モードに突入したりしないかというくらい。

まあ、そんな不安よりも期待の方が何倍、何十倍も高いので、このままアクシデントなくデビューの日を迎えてほしいものです。

もう一頭のデビュー予定馬は、春の追加募集で出資が決まったソネットフレーズです。


こちらはゲート試験の合格後、天栄で再調整。その天栄では景気の良いコメントは皆無で、夏の終わりにはデビューさせたいというプランだけが前面に出ていたんですね。

追加募集の経緯が両後肢のボーンシストの手術歴があったからで、初回入厩時の様子からも体質の弱さが窺える現況。ノーザン仕上げでそこそこ格好はつける程度なのかなと長い目で見ていこうと思っていたのですが、水曜の美浦Wコースでの追いきり時計を知ってビックリ!

ラスト1ハロンが11.4秒って...
しかも馬なりで(o゚Д゚ノ)ノ

もちろんウッドチップコースが先週から自動計測されて終いが手動時よりも1秒程度速くなったのは知っているのですが、じゃあ旧タイムに換算すべく1秒足したとしてもラストが馬なりで12.4秒。やっぱり速い。

しかもこれがレースの当該週ではなくてWコース追いきり2本目で、しっかり負荷をかけた最初の追いきり時計なのだから、これは素晴らしいの一言です。

レーシングビュアーで併せた相手の動画がアップされていたので映像もチェックできたのですが、今週走る馬が手応え一杯(ただし追走からの直線ではありますが)に対して、ソネットフレーズは終始余裕の手応えで最後の最後にスッと引き離すという内容でフットワークもしっかりしたものでした。

今回と反対に追走したときの反応を見てみたいものですが、素質は高そうなのは今回の追いきりで十分に感じ取れました。

28日の牝馬限定戦になるか29日のレースになるかは未定のようですが、1600mのレースを使うのは決まっていまして、天栄でコメントされていた夏の終わりにの意味がちょっとわかったような気がしてきました。

深読みしすぎかもしれませんが、このデビュー戦が言わば最初のテストなんじゃないかと。

このテストをいい形でクリアすれば次のテストはもしかすると2ヶ月後なんじゃないかなと...

全くもって気の早い話で、デビュー前から先の話ばかりするのは好きではありませんから妄想はここまでにしておきます(笑)

弱さを残していることには変わりありませんし、まずは無事に追いきりを重ねてキチンと予定している舞台に立つことが重要。結果云々はそれからですね。

あと2週、こちらも待ち遠しい1頭です。

2歳馬の最後は未勝利戦に臨むジェネラルウィル。


馬の状態次第にはなりますが、本線は29日の札幌芝1500mの牝馬限定戦とのこと。

慎重な林調教師らしく、先述の2頭に比べると今週の追いきり時計はソフトなものになりましたが、決してオーバーワークにならないよう様子を見ながらギリギリの負荷をかけるやり方は個人的に結構好きだったりします。

ビッシリ追っていけば来週にでも態勢は整うものをあえて1週遅らせて馬の心身に余裕をもたせて仕上げていく。

そのうち牝馬遣いの名人になるかもしれませんし、すでにそんな兆候が窺えますよね。

ジェネラルウィル自体は芝の瞬発力勝負は得意でなさそうな初戦の走りでしたし、かといって適鞍と思わしきダートの番組が少ない今はまだ芝にチャレンジしていくのはもっともな選択で、その中で洋芝の1500mに向かうのも至極まっとうな論理です。

札幌輸送がどう出るかですが、開催の後半で出走馬が少なくなったりしたらズバリなチョイスとなるわけですが、はたして吉と出るのでしょうか。

脚元を含めて弱さを残しているので無理はしないでほしいですが、順調ならばすぐに勝つ順番は回ってきそうなジェネラルウィル。

キャロットではこの世代3頭と少なめではありますが、ほんと将来性に期待の持てる馬ばかりでここまで楽しめています。

馬はデビューするまでが一番楽しいんだよ。

あっ、某牧場の方からその昔聞いた台詞がリフレインされてきましたわ(笑)

走り始めたら落胆することばかりという意味でして、まさに至言( *´艸`)

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る