スタートはまずまず良くて前にも行こうと思えば行ける手応えでしたが、ポジション取りで一瞬掛かったこともあり、控えて中団7番手の外へ。
そこからはコントロールが利いた様子で走りもスムーズ。4コーナー手前からじんわりと進出して直線では粘り強い走りを見せていましたが、早めに抜け出した勝ち馬と後方から決め手を発揮した2着馬に交わされての3着という内容でした。
芝適性がどうかと心配していましたが、重馬場で時計を要していたとはいえしっかりと対応してくれて予想以上の好内容。これなら芝路線でもアリなんじゃないかというレースでしたね。
まあ、相手関係が手薄だったし、じゃあ中央場所でやれるのかというと微妙ですが、冬の小倉の芝1800mとかなら今回と大差ないメンバーになるときもありますから選択肢が広がったのは収穫です。
最後にスバッと切れなかったのは距離もあるのかもしれませんから、1600mや、1400mでの芝を見てみたい気もしています。まあ現状は掛かりやすいし1400mまでの短縮はしないかもですが。
一息入れてプラス8kgの出走でしたが、この馬は気持ちの入ったパドック周回をするのでポン駆けも利くのでしょう。それでいて詰めて使えるタフさも持ち合わせていますから、2歳時に不安を見せたような脚元へのダメージがなければコンスタントに使って安定した結果を残してくれそうです。
ノーザン系クラブで使い使いはそんなにはないでしょうが、2走ワンセットとかなら何とかしてくれるかもです。
権利も取れたしガッツリ仕上げたわけでもなさそうなので、続けて使ってくれそうな雰囲気はありあり。でもどの番組を使うのかなかなかわかりづらいです(^_^;)
ルーラーシップ産駒らしくじんわりと力をつけて2勝目3勝目と上を目指せる馬に成長していく姿を予感させるいいレースを見せてくれて嬉しい一戦となりました。
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