少し遅くなりましたが、フォーヴィスムが兵庫ゴールドトロフィーを制した同日にラスマドレスが引退となりました。
先週土曜のレースでシンガリ負けを喫していましたし牝馬で5歳が終わろうとするタイミング。引退はやむなしでしょう。
2020年の募集で最優先で出資した馬だけに思い入れは強く、またカテドラルの半妹でもありますから長らく兄妹でお世話になっていました。
カテドラルが9月に引退し、ラスマドレスがここで引退と、私の出資馬の中では一気に世代交代が進んでしまったなあという印象で寂しさが募ります。
ラスマドレスは衣笠特別を含めて3勝。アピラの血をアワブラにするという出資時の目標を見事に果たしてくれました。
アビラの産駒はジュベルムーサやカテドラルなどキャロットではお馴染みでしたが、牝馬の活躍馬がおらず、ノーザンに残っている繁殖はいまはいなかったはず。後継繁殖としては貴重(と思いたい)な1頭ですから、産駒を1頭2頭取ってすぐに売られてしまうといったぞんざいな扱いにはおそらくならないでしょう。
アワブラのノルマを達成していますしキャロット以外の余所に出される、つまりセール売却や他クラブで募集という可能性も低いと思われます。
G1馬を輩出するバリバリの血脈ではありませんし、自身も準OP止まり。産駒が高額になりづらい点も先々の懐に優しく助かります(笑)
あとはどんな種牡馬と配合してくれるかですね。
カテドラルの父がハーツクライですから、その産駒であるスワーヴリチャードやサリオス、ドウデュースはあり得るところで、ラスマドレス自身が足りなかったスピードと瞬発力を補う意味でサートゥルナーリアもあり。母父のロックオブジブラルタルを活かすべくデインヒル持ちのグレナディアガーズなんかも配合的には面白く、ぶっちゃけ何でもありなんですよね。
ロックオブジブラルタルには個人的な思い入れがあるので、血統構成のキーポイントのひとつである2代母の父にデーンと構えているが頼もしいです。
きっとザ・ロックのイメージカラーである赤に引き寄せられて良型のマコガレイが集まってくることでしょう(謎)
そんな誰一人としてわからないボケは置いといて、早くて3年後にはなる産駒の募集がいまから楽しみです。この先の繁殖牝馬としての馬生がいいものであることを願ってやみません。
出資から4年とちょっと、長く現役として頑張って楽しませてくれて感謝です。ありがとうラスマドレス。
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