前回は最優先をどの馬にするかでしたが、続いては一般で申し込んだ馬たちについてですね。
この馬が通るといいなあと思った何頭かをピックアップしていきたいと思いますが、その前にまずは私の馬選びスタンスを書いた方がいいのかなと、つらつら書き連ねていきます。(興味ゼロかもしれませんが)
やはり一番重視しているのは立ち姿と動画での馬の動きです。好きなタイプは骨量があって、歩きに活気があって、身のこなしのいい馬です。
ただそれだけだと、ほぼマイル前後の距離適性になるし、筋肉量が多くパワー寄りになるとダート馬になるし、種馬がモーリスやエピファネイアばかりになるので(笑)、最近は好みは好みとして置いといて。違うタイプも良さを見るようにしています。
それでも脚捌きが重苦しいとか、前が硬くて出ないとか、気持ちが極端に入っていない馬はパスすることが大半です。
脚元は前後の歩きでどのくらい曲がっているか、不自然な捌きをしていないかを丹念に見ていきますが、どこまでがセーフでどこからがアウトかなんてぶっちゃけわかりっこありません(笑)
ただ前肢については膝から下がが内外にぶれて装蹄で矯正しても膝なり球節なりに負担がかかりそうかなと雰囲気で判断(笑)した馬は避けるようにしています。
今時、単純な外向や内向は何とかなっちゃいそうだけど、例えば膝から下が外向が酷いのに球節から下が内向していたりしたら、どっちかを痛めやすくなるんじゃないかっていう感じですかね。
怪我リスクはなるべくなら避けたいけど、レシステンシアみたいに募集時に結構ヤバそうに見えた馬が普通に走ってしまうわけ(もちろん牧場や厩舎スタッフ、装蹄師さんの努力やケアがあっての活躍と察します)ですから、ネガティブに考えすぎないようにしています。
むしろ血統や配合の色が馬体に良い方に出ているかを最近は見るようになりましたね。
2歳戦、とりわけ新馬戦は欠かさずにパドックを見ていて、この種牡馬だとこんな形に出ていると結果がいいとか、反対に良血でもこんな形や歩きだとダメだとかイメージで掴む練習をして、募集時にフィードバックさせています。
なぜ古馬のレースでなく2歳戦かといいますと、若駒で未完成な部分が見えることと、新種牡馬の2年目3年目産駒に活かせるからです。
エピファネイアとか初年度の募集馬でもよく見せていたけど、躊躇して申し込みを止めてしまったんです。
で、2歳戦が始まり色んなエピファネイア産駒を見ていっても、総じて良さげな馬が多く、内容のある競馬が出来ている馬が多かった。ならばと2年目産駒で狙いを定めゲットしたのがコーディアルでした。
モーリスも初年度の最初の不振や決め手のなさは半ば無視して、産駒の平均値の高さに注目してキャロットとG1の募集馬を既に募集が終わった馬も含めて片っ端から見ていき、2年目産駒に狙ったのがG1ではクルベリ、キャロットではラスマドレスでした。
まあ、コーディアルもラスマドレスも勝ち上がっているとはいえ突き抜ける活躍をしているわけでもないし偉そうなことは言えませんが、要は馬をたくさん見て傾向を掴み、自分で研究して導いた答え(出資馬)が正解だったか確認していく作業を楽しんでいるんです。
もし大正解だったら喜びは2倍にも3倍にもなるでしょうし、また結果を抜きにしても自ずと出資馬に愛着が湧いていくんですよね。
一口馬主の楽しみは人それぞれで、周りから注目され続ける良血馬に出資していくのも一つのスタンス、出資した金額に対しどこまでリターンを得られるかを重視するのも一つのスタンス。
じゃあ私はというと、気に入った馬が勝ち上がり、息長く走り続けることかなあ。で、見る目を養い気に入った馬たちが活躍すると信じて応援していく。
オーソドックスなのでしょうが、これが本当に楽しいんですよ(笑)
できれば自分自身でこれだと思った馬により多く出資が叶えば最高なんですけど、入会中のキャロットは特に欲しい馬が取れなく、そこが悩ましいのですが、取れないことを込みでいかに上手く探すかという別の楽しみも味わっているところです(苦笑)
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