前肢がガクッとなっていましたから、明らかに故障しているのはわかりましたが、クラブ発表のレースレポートによりますと、左前の管骨骨折に加えて両前脚の種子骨骨折という診断結果で残念ながら予後不良となってしまいました...
軽いものではないだろうと覚悟はしていましたが、まさかここまで酷い骨折とは思わず、レポートを読んで思わず絶句。
種子骨の骨折自体がほぼ復帰が不可能で、レポートにもあるように片方の脚だけなら手術して命は取り留めることもできたのですが、両前では立つことすらままならず判断はやむを得ません。
時間を置いているのと過去の経験で多少なりとも耐性があることで冷静に書けてはいますが、これまで脚元の不安など見せたことがなかっただけに突然のアクシデントに驚きと悲しみが入り交じった感覚になりましたね。
何よりカスティーリャが可哀想でなりません。
3歳になったばかりで、将来に名声を上げる活躍が見込めたでしょうし、まだまだこれからだった馬生。
可哀想に...
今はただただ安らかに眠りについてくれることを願うばかりです。
出資が決まってからの一年半、夢を見させてもらったカスティーリャには感謝しかありません。
一口馬主はお金を出して出資して、カイバ代を払って、後は愛馬の成長を見守り声援を送ることでの繋がりが大半になるわけですけど、馬を育て、仕上げ、騎乗してくれる関係者だけでなく、命がけで走っている馬にもっともっと感謝しないといけないんだと改めて気づかされました。
競馬には今回のように悲しいことが起こるし、結果を残せない馬には淘汰という残酷な運命が待っています。
それだけに今ここで走っている馬たちを労い、慈しみ、感謝する。
これだけは絶対に忘れないでおこう。
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