不器用ガーデナーの園芸日記

不器用で面倒くさがりやだが、花と土いじりは癒やされる。少しづつ成長したい不器用ガーデナーの日記。

マツバギク

2020-04-07 00:51:36 | 植物
私は毎日の散歩の際、いろいろな家の庭を観察している。どおも、庭を見るとその家の人の性格をなんとなく垣間見ることが出来るので癖になっている。

私の散歩コースには、通称 植物おじさんと呼んでいる家が3件程ある。

1件目は、ビオラが大好きなおじさん。毎年この季節になるとそのおじさんが育てているビオラを見るのがとても楽しみだったりする。庭中がビオラだらけで地植えでも鉢でもビオラだらけになっている。植木もたくさん育てており植木の根元にビオラが植えてあるせいか、毎年6月頃まではビオラを楽しめる。また、レンガを工夫して使っており、鉢の飾り方も高低差をつけていて見栄えがある。そのおじさんが庭仕事をしていると話しかけたくなってしまうのだが、気味悪がられても良くないので静かに通り過ぎる。

2件目はつる性植物大好きおじさん。このおじさんはつる性植物が大好きで、支柱と針金を駆使して様々なつる性植物を仕立てている。
特にクレマチスの季節になると見事だ。アーチやらトレリスやら全て緑の支柱を使ったお手製なのだが花が綺麗に仕立てられて咲いている様は見事だ。私はこのおじさんの支柱テクに刺激を受けて、百均でガーデニングの材料を集めることに目覚めた部分がある。

3件目は、庭木収集家のおじさん。このおじさんは庭木が好きなようで庭でも室内でも木を育てている。覗いているわけではなく勝手に見えてしまうのだが屋上にも庭木が大量にある。
もしかしたら造園業を営んでいるのではないかとすら思ったのだがどおなのだろう。

このように、植物が好きな人にはいろいろなタイプがある。
特に、おじさんと女性では全く植物に対する向き合い方が違うような気がする。

女性は収集するというより、庭作りや寄せ植えにこってみたり、ウェルカムフラワー的に玄関付近に植物を配置していることが多く、人にどお見られるかを意識しているタイプが多い感じがする。
ただ、おばあさんの領域になるととても面白い植物の育て方をしている人がいる。工夫しながら花を育てている姿を見るのが私は好きだ。

そんな感じで、私は他人の庭を観察しながら育てている人の性格を想像して日々過ごしている。

最近では畑で育てている植物に着目している。
散歩をしていると畑の端側で植物を育てている畑は案外多い。私がよく見かけるのは水仙、すみれ、菜の花、あじさい、ローズマリーなどである。今日は、マツバギクを見つけた。
マツバギクは菊に似た蛍光色の可愛い花を咲かせる多肉植物なのだが、耐寒性、耐暑性に非常に優れており放任でよく育ちグラウンドカバーにもなる。肥料も特に不要で水やりも雨ざらしで問題ないので管理が楽だ。乾いた土に植えておくのが良いし、花が可愛いので癒やされる。
散歩途中、マツバギクをハンギングしている家を3件程見かけたことがあるがとても可愛い。


家に帰ると、今日は朝から黄色いチューリップが咲いていることに気が付いた。
以前、住んでいた人が植えていたようだが原種チューリップでもなさそうなのに毎年開花する。
パワーのあるチューリップだ。引っこ抜くのも勿体無いのでそのまま植えておこうと思う。