君が代には酔えぬ

大阪府立高校でもう卒業式があった。
２月２４日だ。
早いなあ。
君が代斉唱。
規律があるのに、起立しなかった教員がいたと言う。
いいじゃないか。
なのに、
松井知事は２４日、不起立の教職員が８人いたことについて、
「教育公務員としての適格性を欠いている。
トップである教育長が職務命令したのを堂々と無視した確信犯。
子供たちには非常に悪い影響を与えている」と批判した。
乱暴な批判の仕方だ。
確かに、松井知事の言うとおり、
一部の子供たちには「悪い影響を与えている」かもしれない。
しかし、
一部の子供たちには非常に良い影響を与えているとも言えるのだから。
たとえば、
起立しなかった教員の子供が仮に卒業生の中にいた場合、
その子供は親の固い信条の表現を立派だと思うだろう。
どうも松井という名字の人間には、
子供たちに良い影響を与える人間もいれば、
悪い影響を与える人間もいるようだ。