周辺を40キロ走る。
起伏があり、かなりきついコースだった。
陶市、
恵那市、
屏風山笹平登山口、
田代山山麓、
笹平カントリー、
南宮大社、
その他、名もなき林道、
こんな所を走破。
特に、
心に響いた里は、
家屋数軒の笹平地区。
山の懐で
静かに正しく営まれている生活、
そんな印象を受けた。
光にあふれた道路から
樹木がトンネルのようになっている場所へ
走り込む時、
木漏れ日を浴びつつ
「あ、ここは涼しい風が溜まっている」と感じる。
涼しい風の流れの中で、
心の奥の汚れ、澱みが消え去るような感覚を覚える。
景色も、
快感も
刻々と走り去る。
走り去るから気持ちいい。
下り坂での
時速53キロの激走の瞬間においては
何もかもが心から離脱する。
これは、一種の禅だ。
無我の境地ではないが、
我以外のすべてが無い境地だ。
まだまだ日本には
捨てがたい場所が
捨てるほどある。
根の上妻之神碑跡から瑞浪市街を見下ろす。
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