宙(そら)の地図
フェリクス・J・パルマ著 上下巻
読了。
H・G・ウエルズが活躍する「時の地図」続編。
宇宙戦争をベースに、
またまた謎解きとタイムパラドックスの
不思議な話。
南極にシロクマ?という違和感の正体や、
小説を再現しようとする企みなど盛り沢山。
前回のメンバーが意外な登場をして、
楽しんで読めた。
若き日のエドガー・アラン・ポーが、
出てくるとこがツボ。
作者があれこれ説明しちゃうとこがご愛嬌。
話の流れを「やっぱ、やーめた」ってな感じで、
書き直しちゃうあたりが、ちょっとしたパラドックスに。
正統派の作家とは違う感性があるんだろうな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます