アンドロイドの夢の羊/ジョン・スコルジー著
読了。
老人と宇宙シリーズとは別のユーモア溢れるSFだった。
有名な「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の作者
フイリップ・K・ディックに捧げた本編。
映画の「ブレードランナー」といえば、懐かしい感じ。
匂いが言語になっているニドゥ族に対して、
体にある器具を挿入して相手を愚弄するなんて発想が面白い。
惑星間の抗争に一人の凄腕ハッカーのクリークが巻き込まれていく。
んで、「アンドロイドの夢の羊」ってのが、またスゴイ。
素敵なタイミングで人類を救ってくれる「羊」に拍手。
特筆すべきは「ブライアン」
彼の今後の活躍を想像しただけで楽しい。
これ、パラマウント・ピクチャーがシリーズの映画化権獲得だって。
映画になったら、例の匂いの会話シーンはどうなるんだろう。
気になる~。
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