上記写真は、2012.9.22.万里の長城に八達嶺より南四楼に向かう群衆である。紀元前・春秋戦国時代より築造が始まり、17世紀・明の末期に竣工をむかえ、有に2,300年の歳月を費やし、崩落部も含めると総延長は21,000キロメートルともいわれているこの世界遺産の背景にある民族性には、相次ぐ小民族の来襲、多民族・多人口による競争心が強く影響するものと考えられます。漢民族をChinaの統一歴史と考えると、約1,100年の歴史であり他は異民族による抗争の時代と考えられます。これに比し、日本民族は単一民族・国家でありその歴史は1,800年と考えられます。
これら領土抗争に明け暮れた民族性と幼少時の洗脳共産主義を持って国家をコントロールしてきた国家との領土に関する民族性の差が、現在の尖閣諸島問題の根幹と考えます。
戦後、安保および他国からの侵略抗争がなかった日本にとって、ややもすると平和ボケともとられる現況が大きな岐路に立たされていることは衆知のとおりです。
日本は歴史的にも、韓国・台湾・ベトナム・フィリピン・インドなどアセアン諸国および環太平洋諸国・ODA諸国との連携と、法によるガードを武器に、一国による過剰反応は静止し、まさに”合従連衡”(仲間同士で大敵に向かうの意)の意志が急務と考えられます。