読後感想）「わんの実２」

岡崎呼人（おかざきよひと）先生の作品である「わんの実」第２巻を買いました。
自宅にてゆっくり読みました。

。。。。。。泣きました。

。゜(>Д<)゜。こんなに純粋な涙が出たのは久しぶりな気がします。（実は先週オメデタイ席で涙してましたが、本では久しぶり）
ああもう、とても良いのです。切なくてあたたかくて。自分でも気づかないうちに涙がこぼれていました。
自然とでた涙によって内側から清くされた気分です。

この作品は表現方法の一つとして、犬が擬人化されているのですが（読者にだけ子供の姿でみえて、設定は普通の犬）、今回２巻を拝読して擬人化で正解な作品だと思いました。犬の顔よりも複雑な表情も読み取りやすいですし、それが感情移入しやすくさせてると思うんです。（やたらめったら擬人化されるのは苦手ですが、これは受け入れられました）
絵柄も話の内容もテンポも、私のツボ作品です。１巻が発売されたとき、全く存じ上げなかった方でしたが（マンガ雑誌を買わなくなったので）、帯の解説と絵柄をみて冒険的に買ってみました。今にして思えば、あの時買ってよかったなぁと感じます。（大袈裟すぎるかしら）

岡崎呼人「わんの実」