グーグルが総務省に対し、通信業界の競争政策に関する意見書を初めて提出したというニュースを見た。
インターネット上の特定の大容量のコンテンツ(情報の内容)について、通信事業者が通信速度を制限するなどして配信事業者や利用者を差別しないようにと...
これ微妙だね。
一部のケーブルネットワークのように独自の回線のみで家庭とつないでいるところならいざ知らず、公共のネットワークを使っている限りでは、一部のサイトが大容量のデータ通信を実施したら、確かにネットワーク品質が低下する。
なら、増強すれば...って、その一部のサイトのためでは簡単にはいかない。
だって、そのサイトが資金を出すならいざ知らず、その回線品質は関係ないからと言うのは...
例えば、Aのプロバイダと契約している個人たちが、ネット配信を利用したため、Aのプロバイダの回線が飽和状態になったとする。
(アクセスポイントもそうだけど)
すると利用者は、メールが遅い、ネットサーフィンが出来ない...とか、色々な問題が出てくる。
すると、利用者はAのプロバイダは遅いとか言い出す。
結局、その通信回線を増強するのはプロバイダ。
マンションでも同じ現象が発生する。
マンション内のネット品質を維持するためには、マンション業者が負担?
すると、ネット配信業者は自分たちが回線増強しなくても、どんどん設備は整い更なる配信が出来る。
すると、また巨大なものを増加させる。
これもなんだかなぁと思う。
だからと言って、これからのネット配信はダメなことか...そうは行かないと思う。
回線(無線も含む)があって、サイトが存続できるから...調整を取り合っていかないといけないと思うのだけれど...
インターネットの世界では、多種多様の回線を跨ってくるから...
急激にコンテンツが増えてきているのに対して、当然、設備(工事)とかは追いつかないよ。
今のままでは。
グーグルもこのことを何処まで考えて意見書を出したんだろう?