福島 木の家 株式会社氏家
西村佳哲さんの
「自分の仕事をつくる」
という本を読みました。
バタフライスツールをつくった柳宗理さんなど、
主にモノづくりに携わっている方々の、
現場でのインタビューが主体の本なのですが、
その本の冒頭の言葉が印象に残りました。
それは、
「安売りの家具の見えない部分の薄っぺらな仕上げ」や、
「建売住宅の扉は、開け閉めのたびに薄い音を立てる」等、
それをつくった人たちの
「こんなもんでいいでしょ?」
という腹のうちを伝えていて、
「こんなもんでいい」と思って作られたものは、
それを手にする人の存在を否定する」
というものです。
そして、その一方で、
丁寧に時間とこころがかけられた仕事もあり、
そのような仕事に触れるとき、
私たちはうれしそうな表情をする、
なぜうれしそうなのだろう。
というものです。
同じくモノづくりに携わる者として、
ドキリとさせられる言葉でした。
私自身は職人ではありませんが、
弊社のつくったモノでぜひ、
皆様のうれしそうな表情、
笑顔が見られますように、
がんばりたいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます