「たけしのニッポンのみかた」
というテレビ番組の、
「こんな時代に売り切れ御免2」
という回を見ました。
色々な工夫を凝らして安く売る日本一安いスーパーや、
はんごろしという名前で1日何個と限定で作っている和菓子、
技術的に1日に1800本しか作れないので、
2~3か月待ちも当たり前という
熱伝導率の良いアルミを使った
アイスクリームが食べやすいスプーンなどが紹介されていました。
その番組の最後にビートたけしさんが言った、
人の心をつかむ売り切れ商品とは?の問いに、
「使い捨ての時代が終わったって感じだね。
戦後から始まって、
珍しいものが売り切れたが一循環していいものも売り切れになる。
はじめは、物珍しくて外国ではよくある店でも、
できたときに並んじゃって売り切れましたってあったけど、
1回転してまた良いものを探し出している。
今の売り切れは大抵実質的に良いものになっている」
という一言が印象に残りました。
話題や流行を追う時代は一段落、
良いものを求める時代に回帰したということのようです。
ところで、最近は、無垢の木の良さみたいなものが見直されているようです。
例えば、フローリング1つとっても、
合板に薄板だけ貼ってあったり、
また、その部分に化粧シートを貼ったりしたものもあります。
確かに、傷はつきにくく、管理も難しくないということもあって、
重用されているところもあります。
しかし、絵が書いてあるだけで質感が全くない、
無垢の木と違って肌触りが無機質という風に
考えている方が増えてきているような気がするのです。
もしかしたら、無垢の木の悪いところを考えて、
そういった合板フローリングが登場してから、
前述のテレビ番組のように一世代を経て、
無垢の木の良さが見直されているのかもしれません。
傷がつきやすい、手入れに手間がかかるなどをとらえて、
「それもひっくるめて、無垢の木の良いところですよね」
というマイナスの部分でも、
良い印象を持つ方が少なくないと感じています。
木造というものの歴史は、
今は金物等を使わなくてはなりませんが、
他工法と比べても圧倒的に長いと思います。
歴史があるということは、
単純に日本の気候、風土に合っていると考えております。
そんな伝統を守りつつ、新しいものを取り入れて、
良い家にしたいと思っております。
よろしくお願い申し上げます。
健康な暮らしとまじめな家づくり
はんどめいどレンタルボックスりら
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