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鳥丸軍雪展

2017-10-20 21:50:35 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日、鳥丸軍雪展に行ってきました。

9月16日(土)から10月22日(日)までのこの展覧会、
ようやく行ってきました。
開催前のCMを観た段階から興味はあったものの、
「いつ行こうかな」と思っている間にすでに会期後半。
混雑時は避けたいので、
会期中のイベントごとや最終日以外を念頭に、18日に行くことに。
(今までなら「行こうかな〜」と思っているだけで
「結局行かない」ということが多々ありましたが、
「素敵なご縁」(よーちゃん)の影響により、
「これじゃあいかん!」と自分に喝を入れ、行動に移しました)

行って良かったです。

入場した時、
後ろにいた女性2人組には気分を萎えさせられましたけど。
服飾関係の人だったのか、
お子さんが服飾系の専門学校生または卒業生なのか分かりませんが、
初期(1972〜1973年)作品を見て、
「平面ばっかりで立体裁断じゃない。」とか
「今時の学生作品でもこれ以上のを作れる。」なんて
一生懸命おっしゃっているわけでして。
もう一人は聞き役に徹していましたね。

聞きたくなくても結構普通に話していらっしゃるので、丸聞こえ。
うんざりしていました。

「1972年の作品ですよ?
第一線で活躍されている方の作品を土台にして
今の裁断法や手法が生まれているんじゃないんですか?」とか
「じゃあ、あなたは同じレベルの人ですか?
ご本人がそこにたどり着くまでの苦労、考えたことあります?
同じことをやれるんですか?やれないのにクサすのは一丁前なんですか?」とか
「今ここで言ったことをご本人を前に言えますか?」と言いたかったですね。
(関わりたくないので言いませんけどね)


きっとご本人がいらしたら、簡単に掌を返し、
何事もなかったかのように「ファンなんです〜!」なんて平気で言うんでしょうね。

そんなことを思いつつ、初期作品の展示室を出て、
展示室の隣に設けてあった関係者のインタビュー映像を視聴。
その間に、その2人組はどこかへ消えてくれたので助かりました。
せっかく来たんだから、展覧会に集中して楽しみたいですからね。

話し声にしても、「これ凄いね〜。」とか「きれいね。」なんて
プラスな言葉は耳障りではないですね。
「あ、ホントだ」とか「良いこと聞いたな」と思える会話なら
丸聞こえでも構いません。

とにかく、インタビュー映像のおかげで嫌な思いもすっかり消え、
楽しむことに専念できました。



<撮影OKだったブース>








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