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半泣き「三反園知事 」首長への電話、一転認める

2020-06-22 16:15:08 | 国内
南日本新聞社 令和2年6月21日 23時

© 南日本新聞社報道陣の取材に答える三反園訓知事=鹿児島市荒田2丁目の知事公舎 

 7月12日投開票の鹿児島県知事選を巡り、南日本新聞の取材に対し、複数の首長に電話で集票を依頼したことを否定した三反園訓知事は21日、一転して電話を掛けたことを認めた。
集票の意図はなかったと弁明し、「相手方(首長)が誤解し、そう受け止めたなら反省しおわびしたい」と陳謝した。

 南日本新聞は県内の複数の首長から、「再選を目指す三反園知事が地元要望の県事業などを持ち出し、選挙の協力を求めてきた」との証言を得た。
21日付で記事を掲載した。

 三反園氏は21日、鹿児島市の知事公舎前で報道陣に対し、「(南日本新聞の取材に)電話をしていないとは言っていない」と主張。「自分の思いを伝えるために」電話を掛けたとした。

 首長側が反発している「(地元が)要望した事業はちゃんとやる」「(選挙後に)市町村別の得票は分かる」など、具体的な発言については「覚えていない」と述べた。

 南日本新聞は20日、同市のホテル1階で会見を終えた三反園氏に取材を申し入れた。
三反園氏は急に走りだし、次の用件がある2階の会場へ階段を駆け上がった。この間に電話や集票依頼について「してない。ありえない」などと答え、取材を振り切った。

20日の三反園訓知事と本紙記者のやり取りの音声データは次の通り

 知事が首長に票の取りまとめを依頼したという話があります。

 「
してない。してない。ありえない

 -
電話はしたのですか。

 「
いえいえ

 -
電話もしていない?

 「
いや、そんなことしないですよ。投票依頼なんかしてないですよ

一切していないのですね。

 「
投票依頼なんかしてない




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