平成31年3月16日 土曜 午後5:54 FNN PRIME
政府が配備を決めた、陸上型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に、日本企業が開発した基幹部品の搭載が見送られる方向であることがわかった。
政府は、秋田県と山口県に配備を目指す「イージス・アショア」のレーダーに、日本企業の参画も考慮して、アメリカ製の「LMSSR」レーダーを選定している。
そのレーダーの出力を増幅する基幹部品として、国産の高性能半導体「窒化ガリウム素子」の搭載が検討されていたが、アメリカのメーカーが予算や納入期日の要求を満たせないとして、搭載を見送る意向を日本側に伝えてきたことがわかった。
窒化ガリウム素子は、レーダーの能力を大幅に引き上げることが期待されているが、搭載が見送られれば、日本の防衛産業にとって大きな痛手となる。
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