読売新聞 令和元年6月20日 21時28分
小林元被告が逃走した事件を取材していたテレビ朝日の報道用ヘリコプターが19日夕、飛行中に2基あるエンジンの1基が停止し、神奈川県愛川町の河川敷に不時着していたことがわかった。カメラマンら乗員3人にけがはなかった。エンジンの圧縮機を覆うケースに穴が開いており、国土交通省は20日、重大インシデントに認定。運輸安全委員会は21日に事故調査官3人を現地に派遣する。
国交省によると、ヘリはアエロスパシアルAS355F2型。停止した左側エンジンの部品の破片がケースを突き破っていた。
テレビ朝日の委託でヘリを運航していた東邦航空(東京)によると、エンジン1基でも飛行できたが、安全を優先して着陸したという。
テレビ朝日広報部は「周辺住民の皆様にご迷惑をおかけし、深くおわびします。安全を最優先した取材に努めたい」とコメントした
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