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蔡英文台湾総統、日本との協力強化表明 米でビデオ講演

2019-04-14 20:47:23 | 海外ニュース

産経デジタル 平成31年4月10日 16:40

台湾の蔡英文総統(田中靖人撮影)


ワシントン黒瀬悦成】台湾の蔡英文総統は9日、インターネット中継を通じて米ワシントンの政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)で講演した。日本との関係について、安倍政権とトランプ米政権が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向け、「経済のさらなる繁栄や清廉な統治、地域安全保障の共有などで一緒に取り組める大いなる可能性がある」と述べ、日本との協力を強化していく意向を表明した。


 蔡氏は「日本との関係は非常に重要だ」と強調し、インド太平洋での台湾の役割強化に向け、米国に加え日本との関係を重視していく立場を打ち出した。
 また、中国が世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である世界保健総会などの国際会合に台湾が参加するのを妨害している問題で「複数の日本政府高官が台湾の参加を認めるよう非常に力強く主張してくれた」とし、日本に「謝意」を表明した。


 中国に関しては、台湾への軍事的圧力を強めて地域の平和と安定を脅かしていると指摘し、トランプ政権が最高指導レベルの意思として「台湾の安全は民主主義の防衛にとり死活的に重要だと明確に表明してくれるのを望む」とした。
 蔡氏はまた、台湾経済が中国依存から脱却し、中国からの干渉を排除できるかは「台湾が自由で開かれた社会を維持できるかどうかに関わる問題だ」と訴え、米国との貿易協定の締結を改めて要望した。



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