建設中のダムが23日夜に決壊し、数百人が行方不明になっていると報じられているラオス南部では、数日中にまとまった降雨が予想されており、洪水被害の拡大が懸念される。当局は25日、救助活動を続行するとともに被害状況の把握に努めた。
国営メディアの25日の報道によると、少なくとも19人が死亡、6000人以上の人々が洪水による被害を受けた。
当局者は国営メディアの取材に、取り残された人々の救出のため、ヘリコプターやボートで救助活動を進めていると明らかにした。水位が上がる可能性があるとし、救助は「時間との闘い」だと話した。
トンルン首相は24日、現場に向かい、閣僚らに救出活動に取り組むよう指示。建設に参加するタイ企業によると、ここ数日の大雨で大量の水が貯水池に流れ込み水位が上昇、ダムが決壊したという。ダムは韓国、タイ、ラオスの企業による合弁会社が建設していた。(共同)
平成30年7月25日18時03分
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