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ピースボート、中止分の返金滞る 1500人超、観光庁が行政指導

2020-05-19 13:44:35 | 国内
共同通信社 令和2年5月13日

平成29年「2017」年7月、横浜港に帰港したピースボートの船



 4月に出港予定だった非政府組織(NGO)「ピースボート」の世界一周クルーズが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になり、企画運営する東京都新宿区の旅行会社「ジャパングレイス」と客との間で、返金が滞っている。
乗船予定の客は1500人以上に上り、観光庁が行政指導する事態になっている。

 同社は旅行業約款で、旅行開始前にキャンセルが決まった場合は、翌日から7日以内に払い戻すとしているが、客には4月11日付の書面で3年間の分割払いを提案。これに対し、日本旅行業協会に客から「返金されない」などの苦情が相次ぎ、観光庁が同月21日、約款通りに支払うよう指導した。




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