ホイットニー・ヒューストンが死んだ。
まだ48歳だ。若すぎる。
僕も今年ちょうどその歳になるので、
本当に切ない気持である。
僕にとってホイットニーは「特別な歌手」である。
ファンというのではなく「素晴らしい教材」なのである。
25年ほど前に、彼女の1stアルバムに収録されている
「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」
(元々はジョージ・ベンソンが歌っていた)
という「歌」を聴いて、衝撃をうけ「自分が洋楽を歌う」
ということに「初めてきちんと向き合った」歌なのだ。
ネイティヴの家庭教師をつけてまで発音を勉強したり、
LAに行って、サンタモニカのビーチ沿いにある大きなバーの
カラオケナイトに出場した時もこの歌を歌わせてもらった。
アメリカ人ばかりの中で歌う恐怖も、この歌だから
歌えたのだと想う。
ライヴでも何度も歌わせてもらった。
この歌を歌うと自分の中にパワーが溢れてくるのだ。
自分の勝手な想いだが、自分には切っても切れない歌なのだ。
歌詞、メロディ、歌唱、、、全てにおいてである。
ホイットニーのコンサートへは2010年に1度行っただけだが、
今想うと本当にそれに行ってて良かったと想う。
このブログにもその時の感想を書いた記憶があるが、
死亡というニュースを聞いたときに、もちろん悲しいが、
「あぁやっぱりな」と想うほど、全てにおいて調子が悪かった。
「こんなはずではない」という想いに涙が出たくらいだ。
3月の自分のライヴでは絶対にホイットニーの歌を歌いたい。
もちろん「歌手の神」への追悼である。
彼女の足元にも及ばないのは明白だが、
誠心誠意歌いたいのである。
めずらしい diana ross との2ショット。
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