じみへん

じみ~なネタを絵日記で描くのもいいやんねぇ。
もうほとんどライフワークになってるし

鬼嫁回想

2007-10-10 14:53:43 | Weblog
昔見た映画の話ですが、
きれいで心の優しい農家の若嫁が、鬼のような姑にいじめられる。
家事についても、うだうだ。農家の仕事にうだうだ。
いじめていじめぬく姑、耐える嫁。
そして姑が病気になり、献身的に介護する嫁。
死の床で鬼姑が嫁の手を握り、
「あんたにはほんまにすまんかった、ようしてくれてありがとう」
と涙を流して礼をいい死んで行く。
思わず家を飛び出し、さめざめと泣く嫁。
「許して~お母さん、許して~!私はいい嫁のふりをして実はお母さんのこと、
嫌っていた。汚いと思っていた。茶碗を一緒に洗ってなかった~!」
と姑にお礼を言われて、なんて私は鬼嫁だったのだろうと泣くのだ。
子どもだった私は、嫁と一緒に後悔の涙を流していた。

はぁ~(--)
いけませんか?
鬼姑が死に際涙して嫁に感謝するくらい献身的だったのに。
陰で茶碗を別に洗っていたくらい。監督は心からの献身を願っているのか?
私の解釈が間違っているのかもしれないが、子どもの私はこう理解した。
ムリ!きっと老人を世話したことがないんちゃう?
自分の親にだって腹立つのに。
ましてや、旦那の親ってだけで、「お母さん」と呼ぶのも抵抗ある。
子どもが出来て「ばあちゃん」と呼べてやっと胸のつっかえがとれた。
ババが寝てるっきり3年目に突入、いろいろあります。
飲み飲んだ言葉は数知れず、いつも妄想しております。
「いずれは自分の番」
介護する嫁の合言葉のようになっておりますが、ぜ~ったいこうはならん!

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