容リ協会ホームページで、「容リ法第18条に基づく自主回収認定状況」が更新されている~
容リ法の自主回収認定、
令和6年10月時点で、農林水産省所管28事業者、国税庁所管11事業者
年々減少の認定事業者、自主回収率90%は厳しすぎる!!
容器包装を自ら回収して再商品化する場合は、その認定された容器の特定事業者としての再商品化委託料を免除するというもの。当然と言えば当然のことなのだが、、、この「自主回収認定」のハードルは高い、、、認定事業者でなくとも、せっせと自主回収している事業者は多いことだろうが、、、認定を受けない限りは、特定事業者としての再商品化委託料を支払う義務がある、、(委託料金事業者別リスト)
容リ法制定の時点でも大いに問題となった、自主回収の回収率90%、、、
その後、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律第十八条に基づく自主回収の認定に係る留意事項 」では「ただし、現状の回収率が80パーセント以上であり、その回収の方法から判断して、おおむね90パーセントの回収率を達成するために適切なものであると認められる場合については、自主回収の認定をする。、、、」などもあるものの、、、
my生協パルシステム東京では、リユースびんはじめ、様々な容器包装などを自主回収している。今回の容リ協会の「自主回収認定状況」をみると、パルシステムは認定事業者から外されていた~
web検索すると、なんと、「令和6年5月27日 官報 第1229号」で第18条第4項の規定に基づき自主回収の認定を取り消しを受けていた~
あれだけ多種類のリユースびんなどの自主回収をしているものの、認定は紙(鶏卵用)とガラス無色(900ミリリットル)だけだったというのも不満ではあったが、、生協の配達の戻り便にリユースびんなどを戻すだけなのだが、、、それでも回収率は90%にとどかない、リユースびんで60%台なのだ~ 残念だ!!(参考「リユース・リサイクル回収実績」)

2024/10/28 容リ法第18条に基づく自主回収認定状況を更新しました

容リ法第18条に基づく自主回収認定状況
1.認定容器の種類・用途一覧表
事業者数 | 素材数 | ||
---|---|---|---|
素材別 | 合計 | ||
農林水産省所管 | 28 | ガラス 71 | 79 |
プラ 6 | |||
紙 2 | |||
国税庁所管 | 11 | ガラス 22 | 22 |
環境省
●容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律第十八条に基づく自主回収の認定に係る留意事項
容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律
(自主回収の認定)
第十八条 特定事業者は、その用いる特定容器、その製造等をする特定容器又はその用いる特定包装を自ら回収し、又は他の者に委託して回収するときは、主務大臣に申し出て、その行う特定容器又は特定包装の回収の方法が主務省令で定める回収率を達成するために適切なものである旨の認定を受けることができる。
2 主務大臣は、前項の規定による認定をしたときは、当該認定を受けた者の名称及び住所並びにその回収する特定容器又は特定包装の種類、量及びその回収の方法を公示するものとする。
3 第一項の規定による認定を受けた者は、主務省令で定めるところにより、当該認定に係る回収の実施状況について主務大臣に報告しなければならない。
4 主務大臣は、第一項の認定に係る回収の方法が同項に規定する主務省令で定める回収率を達成するために不適切なものとなったと認めるときは、当該認定を取り消すことができる。
5 第二項の規定は、前項の規定による認定の取消しについて準用する。この場合において、第二項中「種類、量及びその回収の方法」とあるのは、「種類」と読み替えるものとする。