東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

廃プラ混合焼却後の「モデルごみ・バンカごみ物理組成(%)」は~

2009年03月23日 23時48分39秒 | 東京23区のごみ


     
グラフは東京二十三区清掃一部事務組合「廃プラスチック混合可燃ごみの焼却実証確認結果」より作成

        
※平成17年度は、東京二十三区清掃一部事務組合「廃プラスチック混合可燃ごみの焼却実証確認結果」の全工場期別調査値バンカごみ(参考)可燃物:90.30~95.53、廃プラ等:3.61~7.90、不燃物: 0.46~2.82をそれぞれの平均値でグラフを作成した。

モデルごみの廃プラ割合はどんどん増える~ 
バンカごみの廃プラ割合もどんどん増える~
そして可燃ごみに占める金属、ガラス、石・陶器などの不燃ごみの割合もどんどん増える~


●東京二十三区清掃一部事務組合「廃プラスチック混合可燃ごみの焼却実証確認実施要綱」では「想定しているごみ組成可燃ごみ中の廃プラスチックの割合が現状の6%から10%程度に増加するものと見込んでいる。」となっている。

●当初想定以上のプラスチック類や鉄類など不燃ごみ割合が増えることで焼却炉・ボイラー・排ガス設備に与える影響は想定範囲内に収まっているのか否か?!

●どんどん増えるプラスチック類、まだまだ増える焼却不適物、混合焼却全面実施の実証確認もこれから出そろう~


■廃プラスチック焼却実証確認実施結果「性状調査一覧」(2009/3/23現在)
http://www.k4.dion.ne.jp/~ecobag/23kugomi/pdf/jissyoukakunin3.pdf

●性状調査も少し数値が大きくなると「バンカ内では、ごみ質を均質化するため、クレーンによるかく拌を行っているが、かく拌が十分ではなく採取したごみに偏りが生じた、などの可能性が考えられる。」ということになってしまうのでなんのための調査か全くわからないのではあるが~ おおまかな割合は把握できるので一覧にした。

●重金属含有量分析結果も当初は大きな数字を書き込んでいたのだが、「それが代表する数値とは言えない」とか何とかで~もちろん代表と等思わないが、たまたま運悪く採取されたものにそんなにも重金が含まれていると思うとゾ~~トするのではあるが…途中で虚しくなってやめてしまった。

●スラグの重金属含有量、溶出量なども「スラグのJIS規格安全基準に係わる試験方法の結果ではない」のだそうだ!!

●とにもかくにもいろんなトラブルも一組曰く「プラスチック類はもともと焼却していたのだし、プラスチックによる影響とは言えない。ボイラー水管などの故障(噴破)も施設設備の老朽化のせい」なのだそうだ!!



●とりあえず~

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