山形県上山市で建設中の「山形バイオマスエネルギー」で起きた爆発事故、とても気になっていたが、、、発電所の運営会社の山形バイオマスエネルギーとプラントの設計・施工を担当したテスナエナジーが山形県庁で記者会見をひらいたそうだ。
福島原発事故以降、再生可能エネルギーへの転換が進むのは喜ばしいが、、
固定価格買取制度で、あちらでもこちらでもバイオマス発電ばやり、新規参入事業者も多い、、、、、、
そうしたなかでの「山形バイオマスエネルギー」の試運転中水素爆発事故は衝撃的というか、、、河北新報の「「作業員経験で判断」プラント爆発運営会社が初会見」をみる限りでは、こんな杜撰なことでいいのだろうかとおもってしまう~
河北新報では、「爆発したのは、プラントで生成した水素ガスなどをためるタンク。タンクや配管の酸素の抜き取りが不十分だったため、試運転でエンジンのスイッチを入れた際、タンク側に火が入る「逆火」という現象が起きたとみられる。逆火防止装置も設置していたが、火が想定以上に広範囲に広がって機能しなかった。」と、、、
●5月11日に住民説明会を開くようだ~
産経新聞の「山形県のプラント爆発事故「酸素と結びつき爆発」」では、事故原因について「配管内の排気が不十分で、この残存酸素と貯蔵タンク内の水素やメタンの混合ガスが結びつき、エンジンから漏れ出した炎が伝って引火、爆発した可能性があると説明した。」となっている。また「配管内の酸素濃度に明確な基準は設けていなかったが、今後、酸素濃度計を連動した安全システムを構築する。」と、、
「作業員経験で判断」プラント爆発運営会社が初会見 山形・上山
河北新報 2019年4月27日
山形県上山市のバイオマス発電所で2月、発電プラントが爆発し、近くに住む女性が軽いけがをした事故で、発電所を運営する同市の山形バイオマスエネルギー(五十鈴川潔社長)と、プラントの設計・施工を担当した東京都のテスナエナジー(山本貴士社長)は26日、山形県庁で記者会見を開き、これまでの調査結果を報告し、住民らに陳謝した。
河北新報 2019年4月27日
山形県上山市のバイオマス発電所で2月、発電プラントが爆発し、近くに住む女性が軽いけがをした事故で、発電所を運営する同市の山形バイオマスエネルギー(五十鈴川潔社長)と、プラントの設計・施工を担当した東京都のテスナエナジー(山本貴士社長)は26日、山形県庁で記者会見を開き、これまでの調査結果を報告し、住民らに陳謝した。
関連(本ブログ)
■山形県上山市「山形バイオマスエネルギー」建設中のプラント内で、水素タンクの試運転を始めて10分で爆発 2019年02月06日