日本製紙八代工場は、自家発電設備(石炭、7万5千キロワット)を来年11月末に停止する。今後は他社購入量を7割弱まで増やし、不足分はパルプ製造過程で出る副産物(黒液)を用いた発電で賄う。…(参考「日本製紙八代工場、自家発を廃止/系統受電増やし脱炭素」)
製紙会社では、黒液を燃やして自家発電し製造工程で使っているのはよく知られているが、、、そして、3.11以降の電力危機のあとは、製紙会社でも発電事業に参画などという話題も多かったが、、日本製紙の自家発電、石炭専焼もあったのかとビックリ、、
ネットで検索すると、、
日本製紙連合会の自家発電?
化石燃料46%、バイオマス燃料/廃棄物燃料が54%のようだ~
参考「森林・紙・エネルギーの有効活用」
経産省の「製紙産業の石炭火力発電」資料を見ると、1991年~ 石炭火力9基となっている。
2030年に向けた取り組み内容で「化石エネルギー由来CO2排出量をBAU比で466万トン/年削減する。」休廃止する場合の製紙産業への影響はいろいろ書いてある~
まとめとして「石炭火力のフェードアウトは難しいものの、2030年に向けて、P11の「2030年に向けた取り組み」を着実に進め、化石燃料起源のCO2排出量削減に業界全体で取り組んで参ります。」と、、、
経済産業省資料
「製紙産業の石炭火力発電」 第3回石炭火力検討WGヒアリング 2020年9月18日 日本製紙連合会
2024年10月04日その他製品ラベルの使用済み台紙(剥離紙)のリサイクルを拡大
2024年09月27日サステナビリティ粘着テープ製造時に発生する剥離紙のリサイクルを実現