
国土交通省「介護・子育ての負担軽減へ!下水道での紙オムツ受入に向けた検討を開始」から
国土交通省は、少子高齢社会に貢献するため、紙オムツの下水道への受入を検討する「下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討会」を開始する。
第1回目は1月31日に開催
紙おむつ下水道処理検討本格化 国交省が31日に有識者会議
産経ニュース 2018年1月29日
国土交通省は、ディスポーザーと呼ばれる流し台の生ごみ粉砕機の技術を応用し、下水道に紙おむつを流す仕組みの本格的な検討に入る。31日に有識者会議を立ち上げる。使用済み紙おむつの保管やごみ出しを不要にし、高齢者介護や子育ての負担軽減につなげる。実証実験を経て、5年後の実用化を目指す。…
産経ニュース 2018年1月29日
国土交通省は、ディスポーザーと呼ばれる流し台の生ごみ粉砕機の技術を応用し、下水道に紙おむつを流す仕組みの本格的な検討に入る。31日に有識者会議を立ち上げる。使用済み紙おむつの保管やごみ出しを不要にし、高齢者介護や子育ての負担軽減につなげる。実証実験を経て、5年後の実用化を目指す。…
そこまでするか~
なんでも簡単便利に、介護・子育ての負担軽減の名目ではあるが、
もちろん紙おむつ使用家庭からすると、喜ばしい提案かもしれないが、、、
どうなんだろう、、、
生ごみにしろ、紙おむつにしろ、ディスポーザーで下水道に流せば、、、
たしかに、自治体の「可燃ごみ」などに出す手間は省ける、回収日までためておく必要も無くなる、、
しかし、紙おむつとは言え、主成分はプラスチックと高分子吸収材
高齢化社会で、ごみに占める紙おむつの増加は大きい、
自治体の焼却ごみの削減にも効果はあるかもしれない、、、
しかし、最終的には下水処理施設の環境負荷、下水汚泥は増加し、、、
焼却なり、ガス化なり、セメント原料化、、
ちなみに、東京23区内では、「東京都下水道条例施行規程により「ディスポーザ排水処理システム」以外のディスポーザは設置できません。」となっている。しかし、おそらく、(生ごみ)ディスポーザ排水処理システムで集まったのであろう「ディスポーザー汚泥」というのも、最終的には、下水道に投入するシステム。23区清掃一組で処理している「ディスポーザー汚泥」も年々増加傾向。(平成28年度は4,665 トン)
平成30年1月29日
国土交通省は、少子高齢社会に貢献するため、紙オムツの下水道への受入を検討する「第1回下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討会」を1月31日に開催します。
国土交通省は、平成29年8月にとりまとめた「新下水道ビジョン加速戦略(※)」の中で、人口減少に伴い管渠や処理場等、既存ストックの余裕能力も活用できることから、少子高齢社会への対応としての下水道へのオムツ受入れ可能性の検討を行っていくことを掲げています。
検討にあたっては、「下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討会」(座長:森田 弘昭・日本大学生産工学部土木工学科教授)を設置し、下水道に紙オムツを受け入れた場合の下水道への影響や技術的・制度的課題を抽出し、今後の検討ロードマップを整理する予定です。
今般、下記の通り「第1回下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討会」を開催します。
記
1.日 時:平成30年1月31日(水) 15:00~17:30
2.場 所:経済産業省 別館 231各省庁共用会議室
3.議 題:下水道への紙オムツ受入時の課題の抽出 等
4.委 員:別紙のとおり
5.その他:
・会議は冒頭のみ公開いたします。撮影をご希望の方は、1月30日(火)17:00迄に、会社名、氏名、連絡先を、
以下の問い合わせ先まで電話又はFAXにより連絡をお願いします。
・検討会の資料及び議事概要は、開催後、下記の国土交通省ホームページに掲載します。
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/crd_sewerage_tk_000033.html
(※)「新下水道ビジョン加速戦略」(平成29年8月 国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/common/001197678.pdf
添付資料
報道発表資料(PDF形式:215KB)
(別紙)検討会委員名簿(PDF形式:129KB)