若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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表現と技術。そして無粋な人々。

2014年01月11日 | もっと気軽にジャズ♪
みなさぁ~~~~~ん

おはようございまぁ~~~~~す


三連休スタートですね!!


雪の多い中で読んでくださっている皆さん

どうぞお体に気をつけてくださいませ!!

はやくこの寒波が立ち去ってくれますようにお祈り申し上げます!!


しかし東京も青空だけど、ぜんぜん寒いっ(日本語おかしいけど・笑)


元気出して過ごしましょう!!


寒いからお家ですごすよ、って言うお方がいらっしゃいましたら、

どうぞこのブログをゆっくりのぞいていってくださいませ


さてさてさて~!!


悪凡夫さぁ~~~ん

あ、ほんとだー!ご自身でかかれたなんて書いていませんでした

あは!間違えた(笑)

でも絵付けの筆を使われたことがあるんですか?やっぱり使われたことがあるんですね

すごい!!やわらかくて穂先が長い!うーん、難しそうですね!!

ちいちゃいころですが、習字教室に行くのが好きで、そこの先生は今はもうそんなタイプの先生は

存在しないと思うのですが、おじいちゃん先生で、いつも着物を着て、すごーく厳しくておっかなくて、

でもなぜか好きでした。筆を買い換えるときに、穂先を凄く真剣に選んでくださったまなざしを思い出しました


amechanさぁ~~~ん

♪マ~~~~~ィ、ファニーヴァレンタイン~~~~~♪

チェット・ベイカー!味がありますね~

>ちょっと大げさだけど「もしベイカーが歌わずペットに専念していたら M・デイヴィスやC・ブラウンを凌ぐ奏者に・・・」なんて評論もありました

そうか。彼もそんな評論をされたことがあるんですね~。

あれだけ両方できればいーじゃんっ(笑)ねぇ~?

ったく・・・。そんな歌もやって、トランペットもマイルスたちを抜く技術、

なんていったらマイルスたちの顔が立ちませんよ(笑)

楽器を持ちかえる人も、持ちかえない人も、

演奏家たちはだれかと比べていたらなんにも出来ないと思うんです。

やはり人間だから、日々の努力を怠らないにしても、

それでもなかなか超えられない『自分の壁』を知っているからでしょうね。

コンクールならともかく、そんな採点、審査を頼んでもいない評論家のようなことは、逆に言わないんですよね。

チェット・ベイカーにしても、マイルス・デイヴィス(M・デイヴィス)や

クリフォード・ブラウン(C・ブラウン)をもってしても、みんな素晴らしいトランペット奏者だけれど、

彼ら自身は自分の『欠点、出来ないところ、足りないところ』を

自分でわかっていて、ちゃんと向き合って、たくさん練習して、やり方を変えて、

それでもなかなか超えられない『自分の壁』をわかっているから。

まぁ、コンプレックスも含めて、どう消化しながらいい演奏活動をしていくかなのだと思います。

ほんと、音楽や美術、演技、踊り、歌舞伎・・・

なんでもそうですが、技術と表現力のバランスって凄く大事ですよね。

もちろんプロは最低限のラインを両方もっていなくては成り立たないけれど、

でも、技術と表現力で飛びぬけてどちらがより大切かといったら

表現力の方は絶対にないといけない、むしろ、

技術や云々をこえて伝えられる『何か』がないと難しいと思います。

もし、チェット・ベイカーを『音楽家』と呼ぶ以外に表現するとして、

『素晴らしい表現者』とはいっても、どんなにいくら技術が上手くても

『素晴らしい技術者』とはきっといわないですよね?

いかにただ速く、正確に弾ければいいゆるぎない技術だけでいいというだけなら、

どこかの国のビックリ少女みたいに、機械みたいに正確さと速さだけをもって演奏すれば、

最高の演奏者として人々に感動を与えられるか?

といったら、それはそうではないですもんね

最初は「あんな小さな子が(まるで機械みたいに)正確に速く指が動いてすごいっ!」

とビックリはしても、感動とは違うと思うのです。

『表現力を伴ったとき』の感動を与える素晴らしい演奏を聴いて『ビックリ』することはあっても、

『表現力を伴わない』素晴らしい技術だけの演奏を聴いて『感動』することはないと思うのです。

もっと言うと、表現力を上達させることよりも、

技術を上達させることのほうが時間はかからないと思います。

技術を上達させる練習する時間を多くすればだいたいはかなうので。

でも、表現力を上達させる方法は確立されていません。

それこそが『感動』という味を作る大切なところです。

国や食べるもの、住んでいる環境、個人の性格、好きなもの、嫌いなもの・・・。

技術の評論はしやすいけど、表現の評論てバラバラですよね。

だからクラシックのコンクールにしても、若い優秀な演奏家がある程度まで技術力が達すると、

『表現力』の壁が越えられなくて苦しんで、外国に行ったり、なにか趣味を持ったりしますよね。

技術を磨くだけでは音楽家になれないんだ、と表現力を磨く大切さを知るのではないでしょうか。


もちろん、極論ですが


『ムーン・リバー』のところにも書かせていただきましたが、毎年このブログで

ゆるぎないトップを飾る『ムーン・リバー』。

今でも色々な人にうたわれているけど、

間違いなくオードリーの『ティファニーで朝食を』のあのシーンをみて

この歌のファンになった方がほとんどなんですね。

でもこれを映画で歌ったオードリーは、映画が出来たときの『関係者試写会』の席で、

映画会社の役員トップたちから「(彼女の歌が技術的によくないから)ここは削ったほうがいい。」

なんてあからさまに馬鹿にされるような態度をとられ、ひどく傷つくんです。

でも、この曲の作曲者ヘンリー・マンシーニと作詞者ジョニー・マーサーが、

「いや、オードリーの表現、解釈は完璧だ!」

「今までたくさんの人に歌われてきたけれどオードリーのが一番だった」

と後々まで言っていたそうです。

結局このシーンは削られず、吹替えではなくオードリーの歌声で披露され、

今でも世界中で感動を与えています。


チェット・ベイカーを評論した人も、この映画会社の役員トップたちも、

日本人的表現で一言で言うならば、

『無粋』ということだったのかもしれませんね



SWANさぁ~~~~~ん

どうもありがとうございます!!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

焼き芋美味しそうだったでしょう?

これ、早く食べたい!といううるさい私のために、

新しく「速く美味しく作る方法」をあみだしたんですよ!!

もちろんシスターが(笑)


電子レンジなんですが、ラップじゃなくて新聞紙に包み『解凍』でスタート!

あとは串でさして、芯が残っていそうだと思ったら、

10秒とかの刻みで普通に温めるだけ!

これがはやくて美味しい!

ラップで温め、よりも美味しい!!

ぜひおためしあ~れ~


さぁ!!!

晴れだ!休みだ!三連休だ!!!


この時間を大切に、そして何よりも風邪など引かれませんように、

お体を大切に!!


また明日!!


おやすみなさぁ~~~~~・・・じゃなくて、


ごっきげっんよぉ~~~~~~~~~~う
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1 コメント

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賛意 (悪凡夫)
2014-01-11 21:00:44
そのとおりっ!
ブログ読んでいて胸のすく思い!
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