先日、めいたろうさんの爪切りに動物病院へ行きました。
え???小鳥の爪って切るの~?と思いましたか?
私も実はずっと
「先生は必要だと言うけれど・・・。大体、自然界では切らないしなぁ。」
と思いながらも、でも
「爪が伸びてきて、放鳥したときに洋服やタオルに
この細い爪が引っかかって怪我して出血したりすると危ないですよ!」
なんて、まだ飼い始めて慣れてないころから言われていたので、
言われたとおり、1ヵ月半から2ヶ月サイクルで通っていたのです。
切るときは、それはそれは1本1本切るたびに、
ギャー!ギャー!と本当に痛そうで、それを見るたびに
かわいそうだけど、安全のためならガマンさせるしかない
と思っていました。
しかしここ4ヶ月、行かなくては!と思いつつもなかなか爪切りにいけず、
やっと都合が付いたと思ったらいつもの病院が休みだったので、
思い切って違う病院へ連れて行ったのです。
しかしこの時代に、ホームページもなくネットでも電話番号以外、
詳しい情報が載っていないような動物病院
「でもたまには別のところもいいか!」と思い電話したら
年齢もかなりベテランの雰囲気の先生で、
「うーん。爪を切る必要はあるのかなぁ。
とりあえず状態を診てから切るかどうか決めましょう。」
「鳥の専門ではないみたいだけど、大丈夫かな?」と
心配もよぎりながらも病院へ連れて行きました。
すると先生は、すぐカゴから出さないで、
まずはじっとカゴの外から診てくださいました。
「うーん。やっぱり特に変形とか、よっぽど何かに引っ掛けて危ないとか
言うのではないからきらない方がいいと思います。
前の先生は切った方がいいっておっしゃったの?」
というので、1ヵ月半~2ヶ月のサイクルで来るようにいわれた旨を伝えると、
「ははは。それはね、コマーシャルですよ。やられちゃいましたね。
だってね、こんな小さな鳥でも、この爪一本で飛ぶときのバランスを
とっているんですよ?それに自分で爪を齧る仕草をするでしょう?
あれが自然の姿なんですよ。切らない方がいい。
最近はそういうことを知っててか知らないでか、
お金を取るためにそういうことをしちゃう病院もあるんですよ。
それからね、生カキ食べたら、その後の貝殻を洗って天日干しして、
千枚通しで穴を開けたら針金を通すんです。
それなんか、こんな人工のおもちゃなんかよりずっと喜ぶから。」
・・・・・などなど、ためになる話を15分くらい話をしてもらい、
「今日は遊びに来たと思って。今回はお会計はいいです。」
とおっしゃるのです。
前に行っていた病院は、テレビで街を紹介するときに、
たまたまそこの本院の先生が出てきて、
『1ヶ月の年収が400万円です!!』などとクイズ形式で
月収を公表していたのです
「こんなことテレビで言っちゃうなんて、ここ怪しいなぁ~」
と思いつつも、病気じゃないし、近いしいっか・・・。
なんて考えていた自分の甘さを反省しました
でも、こういう獣医さんに巡り会えて本当に良かった!!
だって、話もろくにしないで切ってしまえば、
少しでもお金になるんですから。
動物の気持ちを本当に考えているんだなぁ~
と改めて感激してしまいました。
たかが爪でも、バランスをとりながら飛ぶなんて、
そんなことも知らないで、深爪状態でいさせていたなんて・・・
ところでみなさんは「コンパニオンアニマル」って言葉をご存知ですか?
「コンパニオン=仲間、友達」となりますが、最近では、
ペットという、どちらかというと上から目線の「愛玩動物・所有物」的な
扱いの言葉から、「一緒に生活するパートナー」としてとらえる
言い方へと時代は変わってきているようです
そういえばメイタロウさんと出会った「こんぱまる」さんも
この略だったっけ。
ペットブームに乗っかって、つい余計なものまで買い与えたり、
時として、過剰に愛情と言う名の人間のエゴを
結局動物に押し付けていただけだった・・・、
なんていうのは、彼らにとってはいいメイワクなんですよね?
反省、反省
とはいっても、今の時代、人間の食べ物すら、もうぐちゃぐちゃに
管理される時代ですから、飼い主はそういった意味で目を光らせて
危険から守ってあげなければいけないところがあるのも現状です
でも一方で、野生動物、特にcheryさんの大好きなゾウさんもしかり、
乱獲や自然破壊の影響を受けて絶滅危惧種に指定されている
動物もいますよね?
飼いきれなくなって川に放した亀はすごい強暴だったとか、
逃げた鳥が野生化して自然界のバランスを崩したり、
これ以上増えたら困るものが増えて、
減ったら困るものが減ってしまって・・・。
なんだかあちこちおかしなことになってきてしまっています。
こういったことを考えるのもメイタロウさんのお陰
ペットブームの陰に色々とたくさんの問題もありますし、
中には「飼わないことが一番動物にとっていいことなんだ!」
なんておっしゃる方もいるかもしれませんが、
それはもう今となっては難しいことですし、動物には
たくさん癒してもらったり、思い出をもらったりしているのだから、
その分、飼っている人たちが自分の子にも、そして他の子達にとっても
できるだけ幸せな環境を作る努力は惜しんではいけないんだなぁ~、
と思ってしまいました
cheryさ~ん
メッセージありがとうございます
ゾウさんがあの大きな大地をしっかり踏みしめる足の裏で、
色々な情報を取っているなんて知りませんでした
そういえばあの太いホースのような口も、
かなり細かいことができるみたい
それだけ繊細でかしこいということなんでしょうね?
いただいたメッセージと、最近のメイタロウさんの話とがつながって、
野生動物とコンパニオンアニマルとでは抱えている問題の違いはあるけど、
動物好きだからこそ、頭に入れておこうって思いました
ありがとうございます
それではみなさん、今日はこのへんで!!
また明日~
おやすみなさ~~~い
え???小鳥の爪って切るの~?と思いましたか?
私も実はずっと
「先生は必要だと言うけれど・・・。大体、自然界では切らないしなぁ。」
と思いながらも、でも
「爪が伸びてきて、放鳥したときに洋服やタオルに
この細い爪が引っかかって怪我して出血したりすると危ないですよ!」
なんて、まだ飼い始めて慣れてないころから言われていたので、
言われたとおり、1ヵ月半から2ヶ月サイクルで通っていたのです。
切るときは、それはそれは1本1本切るたびに、
ギャー!ギャー!と本当に痛そうで、それを見るたびに
かわいそうだけど、安全のためならガマンさせるしかない
と思っていました。
しかしここ4ヶ月、行かなくては!と思いつつもなかなか爪切りにいけず、
やっと都合が付いたと思ったらいつもの病院が休みだったので、
思い切って違う病院へ連れて行ったのです。
しかしこの時代に、ホームページもなくネットでも電話番号以外、
詳しい情報が載っていないような動物病院
「でもたまには別のところもいいか!」と思い電話したら
年齢もかなりベテランの雰囲気の先生で、
「うーん。爪を切る必要はあるのかなぁ。
とりあえず状態を診てから切るかどうか決めましょう。」
「鳥の専門ではないみたいだけど、大丈夫かな?」と
心配もよぎりながらも病院へ連れて行きました。
すると先生は、すぐカゴから出さないで、
まずはじっとカゴの外から診てくださいました。
「うーん。やっぱり特に変形とか、よっぽど何かに引っ掛けて危ないとか
言うのではないからきらない方がいいと思います。
前の先生は切った方がいいっておっしゃったの?」
というので、1ヵ月半~2ヶ月のサイクルで来るようにいわれた旨を伝えると、
「ははは。それはね、コマーシャルですよ。やられちゃいましたね。
だってね、こんな小さな鳥でも、この爪一本で飛ぶときのバランスを
とっているんですよ?それに自分で爪を齧る仕草をするでしょう?
あれが自然の姿なんですよ。切らない方がいい。
最近はそういうことを知っててか知らないでか、
お金を取るためにそういうことをしちゃう病院もあるんですよ。
それからね、生カキ食べたら、その後の貝殻を洗って天日干しして、
千枚通しで穴を開けたら針金を通すんです。
それなんか、こんな人工のおもちゃなんかよりずっと喜ぶから。」
・・・・・などなど、ためになる話を15分くらい話をしてもらい、
「今日は遊びに来たと思って。今回はお会計はいいです。」
とおっしゃるのです。
前に行っていた病院は、テレビで街を紹介するときに、
たまたまそこの本院の先生が出てきて、
『1ヶ月の年収が400万円です!!』などとクイズ形式で
月収を公表していたのです
「こんなことテレビで言っちゃうなんて、ここ怪しいなぁ~」
と思いつつも、病気じゃないし、近いしいっか・・・。
なんて考えていた自分の甘さを反省しました
でも、こういう獣医さんに巡り会えて本当に良かった!!
だって、話もろくにしないで切ってしまえば、
少しでもお金になるんですから。
動物の気持ちを本当に考えているんだなぁ~
と改めて感激してしまいました。
たかが爪でも、バランスをとりながら飛ぶなんて、
そんなことも知らないで、深爪状態でいさせていたなんて・・・
ところでみなさんは「コンパニオンアニマル」って言葉をご存知ですか?
「コンパニオン=仲間、友達」となりますが、最近では、
ペットという、どちらかというと上から目線の「愛玩動物・所有物」的な
扱いの言葉から、「一緒に生活するパートナー」としてとらえる
言い方へと時代は変わってきているようです
そういえばメイタロウさんと出会った「こんぱまる」さんも
この略だったっけ。
ペットブームに乗っかって、つい余計なものまで買い与えたり、
時として、過剰に愛情と言う名の人間のエゴを
結局動物に押し付けていただけだった・・・、
なんていうのは、彼らにとってはいいメイワクなんですよね?
反省、反省
とはいっても、今の時代、人間の食べ物すら、もうぐちゃぐちゃに
管理される時代ですから、飼い主はそういった意味で目を光らせて
危険から守ってあげなければいけないところがあるのも現状です
でも一方で、野生動物、特にcheryさんの大好きなゾウさんもしかり、
乱獲や自然破壊の影響を受けて絶滅危惧種に指定されている
動物もいますよね?
飼いきれなくなって川に放した亀はすごい強暴だったとか、
逃げた鳥が野生化して自然界のバランスを崩したり、
これ以上増えたら困るものが増えて、
減ったら困るものが減ってしまって・・・。
なんだかあちこちおかしなことになってきてしまっています。
こういったことを考えるのもメイタロウさんのお陰
ペットブームの陰に色々とたくさんの問題もありますし、
中には「飼わないことが一番動物にとっていいことなんだ!」
なんておっしゃる方もいるかもしれませんが、
それはもう今となっては難しいことですし、動物には
たくさん癒してもらったり、思い出をもらったりしているのだから、
その分、飼っている人たちが自分の子にも、そして他の子達にとっても
できるだけ幸せな環境を作る努力は惜しんではいけないんだなぁ~、
と思ってしまいました
cheryさ~ん
メッセージありがとうございます
ゾウさんがあの大きな大地をしっかり踏みしめる足の裏で、
色々な情報を取っているなんて知りませんでした
そういえばあの太いホースのような口も、
かなり細かいことができるみたい
それだけ繊細でかしこいということなんでしょうね?
いただいたメッセージと、最近のメイタロウさんの話とがつながって、
野生動物とコンパニオンアニマルとでは抱えている問題の違いはあるけど、
動物好きだからこそ、頭に入れておこうって思いました
ありがとうございます
それではみなさん、今日はこのへんで!!
また明日~
おやすみなさ~~~い
我が家のチッチはもうお爺ちゃん鳥なので、最近はブランコからよく落ちてしまいます
脚力がなくなってきたんでしょう・・。
よい環境つくりをしてあげようって思いました
そうそう、ゾウさんのホースのような口・・・りえさん・・あれゾウさんの鼻です(笑)
ゾウさんは寝るとき、鼻を大地にピッタリつけて、鼻を支えにして眠るんです
ゾウさんに会いたいな
ではでは、おやすみなさい
なんだかウルウルしてしまいました。
本来は、こういう人が獣医さんになるべきなのでしょう。
今まで色々な獣医さんを見てきましたが、本当に信じられない人もいます。
きっと、めいたろうさんもホッとしたことでしょう。
本当に良かった!!!
ペットはコンパニオンであると同時に野生と言うか本来の姿も持っているから、どちらもバランスよく大事にしてあげたいですね。
本当に動物に愛情をもって接している様子が目にうかびます。
やはり獣医さんはこの先生みたいに『¥』より『動物』、
『飼い主』より『患畜』を大切にしてくださらないとっツ。
我が家の四つ足たちがお世話になってい獣医さんは、
「ペットを飼ってはいけないような飼い主さんがたくさんいますっツ」
と怒り叫ぶ熱血大型系です。
ペットとはいえ彼等と共存しているのですから彼等の尊厳を傷つけるようなことはしたくないものです。
いくら、食って遊んで寝るだけの彼等であっても・・・・・。むむ。