下町『シップホップ』物語！！

みなさ～～～ん





こんばんは～～～






もう、今日は今年始まって以来の、






一番暑い日だったような気がします





そう、気がしただけよ、きっと・・・。






そうでも思わないとやってらんないわっっ






・・・ていうくらいでした（笑）






今日外出したとき、ちょっと待ち時間があり、






一緒の場所に居合わせた気さくなおばあちゃんに






話しかけられました。







いきなり腰痛の話にはビックリしましたが（笑）






なんだか次々とこちらの状況も気にせず、






色んな話題を楽しそうに話される姿に、






うっかり私もいつしかどんどん






『おばあちゃんワールド』に引き込まれてしまい、






内容の濃い１０分間をすごしました（爆笑）







会話のほんの一部抜粋を、私の心の声と共に再現いたします。







どうぞっ！！








『だからね、






私は商売やってるからずっっと立ちっぱなしなんだけどさ、






そんなときもこのコルセット閉めれば全然平気よ！！







うん、もう、ホントね、






プードル飼ってるんだけど、






その子のお散歩も毎日するからね、






急に引っ張られてもこれしてれば大丈夫なの。






今朝はこうやって午前中からお出かけするから、






お散歩もいつもの役所のところまでは行かないよ！






っていうと、ちゃんとすぐ帰るってわかるし、






ほんと、犬はかしこいよぉ～！






うん、もうね、でもね、






プードルって、毛は抜けないけど、毛玉が出来ちゃうから、






毛玉取り料金はかかっちゃうの。






【りえ；あ、おばあちゃん、実は私も犬を飼っているんだ・・・】






でも孫がね、【りえ；もう違う話題かいっ！】






学校行くのにも、






朝ごはん食べなくても鏡にずっと立って、






なんだかおしゃれして髪の毛を整えてるのと






同じかしらねぇ（笑）【りえ；ちょっと違うと思う】






まぁ、その孫が今流行の、ほら、あのあれ、






あのー、なんていうんだっけ、ほらあのーーー、






【りえ；ほらー、あれー、って言われても】







シップホップ？？？






【りえ；ヒップホップね（爆）】







シップホップダンスにはまっちゃってね（笑）






【りえ；シップはおばあちゃんだね】






それやってからもう勉強なんか全然やらなくって






それで母親が塾の夏期講習の申込みが◎×△■☆＃＄％＆’？／；：＠・・・・』







こんな感じでずうぅうぅぅぅぅっっっっっと、







次から次へとめまぐるしく変わる話題についていくのに必死で、







最初はいつ合いの手を入れようかと思ったんだけど、






そのうちあきらめて、







「はぁ～！」「へぇ～！」「うわぁ～！」にくわえ、






応用を利かせた相槌を打つだけでもう精一杯（爆笑）







会話と言うより、演説（笑）







でも、下手な政治家よりも話は面白いしテンポはバツグン！！







ただし、話がコロコロとまぁ、良く変わる、変わる。







オソルベシッ！！







下町のおばあちゃんっ





元気でいいなぁ～（笑）







もう、私もあの話のテンポのよさは、







ライブやラジオのトークの参考にさせていただきたいくらい。







『左（ひだり）』は『しだり』だし、







なによりも、さんざん、







「ほらー、なんだっけ、ほらー？」と引っ張っておいて、







『シップホップ』が出てきたときには、







このオチ、いただきますっ





って感じでした（笑）







もっともっと話は続いていたし聞きたかったのですが、







私の順番が来てしまい、







なんだか名残惜しいなと思いながら、一応、







「お話楽しかったです！すみません、順番きちゃったのでお先に失礼します」と別れを告げて、







おばあちゃんもちょっと残念そうに、







でもニコニコと会釈を返してくれて、







私もいよいよおばあちゃんに背を向けて歩き出し、






とうとうお別れ・・・、







の、はずが








『でもねぇ、その孫は夏期講習行きたくないっていったんだけど、







結局、そのこの母親がどうしても行きなさいって、







もう、お願いだから行って頂戴って土下座してね・・・』








えぇえ～～～






ひょっとして、まだ私に話しかけてるの？？？






ちょっとまってぇーーーー！！







おそるおそる振り返ると、







やっぱり私に向かってしゃべってるよ・・・






おばあちゃん・・・







ごめんねおばあちゃん、私、もう行かなくっちゃ・・・






と表情でサインを送っても、かわいい笑顔でうなずいて、






『そしたら孫も負けずにシップホップ続けさせてくれってさ、







そっちも土下座して。ほんとに変な親子だねぇ、







土下座しあっちゃってさ、まったく（笑）・・・』







おばぁ～～～ちゃぁ～～～～～ん






もう、その場所がちょうど混み始めて、







おばあちゃんと私との間に距離ができてしまい、







あまり長居が出来ない場所だったので、






語尾はもう、おばあちゃんの声しか聴こえず（爆）







それでもずっとしゃべり続けていたおばあちゃん・・・。







一瞬の言葉の途切れたタイミングで、







「それじゃぁ、失礼しまーす」







と大きめの声で言って出てきてしまったけど、






その後どうなったのかしら・・・






そんなことを思ったら一瞬







「最後ちょっとおばあちゃんに失礼だったかしら？」と







後悔がよぎりました







が、また次の瞬間、






なぁ～に






良く考えたら、






あのおばあちゃんのことだから、







きっとすぐ、私に変わる誰かを見つけてつかまえて（笑）、







話の途中から、話の続きをしていたことでしょう（笑）







そんなこんなで、







午前中から非常にパンチの効いたおばあちゃんと別れてからも、







今日一日、私の頭の中にはずっと







あの『シップホップ』が忘れられず、







私とおばあちゃんだけの心にとどめておこうと思ったのですが、







とどめることが出来ず、






ついつい、お話をしてしまいましたとさ。







めでたし、めでたし







いやぁ～。







みなさんも、元気が欲しくなったら、下町ですよっ！！







オススメですっ






それでは、明日も暑いようですが、元気をもらったし（爆）






訳詞もガンバリマス！！







今夜は早いですがこの辺で！！







楽しい夢をみてくださーい！！







おやすみなさ～～～い