若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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静寂の中で語り合うジャズ

2014年10月21日 | もっと気軽にジャズ♪
みなさぁ~~~~~ん

こんばんはぁ~~~~~

雨が降ったりやんだり。

いかがお過ごしでしたでしょうか。


さて。

以前からこのブログで何度か、

「いつかこの名演のLPを、静かな場所でゆっくり聴きたい!」

といっていたアルバムがあります。


そうです。


世界最高峰のエンターテイナー

サミー・デイヴィス・ジュニアの歌と

ブラジル出身の世界的ギタリスト

ローリンド・アルメイダの

たった二人だけのアルバム。



いつもはタップダンスや大きなホールで

華やかにのびやかに歌い上げるシーンも多い

サミー・デイヴィス・ジュニアですが、

ここではギターの名手との1対1で、

静寂の中で、音楽を語りあっています。


1966年のアルバムですから、

サミー・デイヴィス・ジュニア41歳、

ローリンド・アルメイダ49歳の演奏。


なんともいえない緊張感、、でもなく。

いや。でも歌い手とすると

静かな演奏のときは

やはり独特の『歌詞に集中できる雰囲気』は

そう表現するのでしょうか。


とにかく、このLPは日本人なら

ジャズを知らなくても共有できるものがきっとある。


ジャズがよくわからない、という人でも

「へぇ~!これもジャズなんだぁ~!」

と思うような、このときの録音のときの雰囲気の良さ、

いい空間が、二人の音になって伝わってくるようです。


『Two different worlds』1956年に作られたアメリカのポピュラーソングですが、

とってもいいメロディーと歌詞で、エンゲルベルト・フンパーディンクが

3拍子で歌っているものも有名です。

作詞したシッド・ウェインは、あのエルヴィス・プレスリーの映画にも

よくかかわった人のようです。初めて知りました。


でも、この歌。

とにかく、歌詞の意味とかウンチクなんて

とにかく、横に置いておいて、

流れてくる音に、しばし身をゆだねてみてください。


秋の夜長だし。


たまらん!


サミー・デイヴィス・ジュニア(歌)ローリンド・アルメイダ(ギター)
Two different worlds
LP "Sammy Davis Jr. Sings, Laurindo de Almeida Plays" (1966)


素敵な夢を

おやすみなさぁ~~~~~~~い
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1 コメント

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素晴らしい! (artenrich)
2014-10-23 00:39:42
りえさん、こんばんは。

いいですね~、このアルバム。
ギター1台をバックに歌・・・・

りえさんと細野さんのデュオを思い出しました。

ローリンド・アルメイダ好きなギタリストで、ちょっとこれも異色のアルバムですが、チャーリー・バードと2台のギターだけで「タンゴ」を弾いているアルバムです。
http://urx.nu/dgz8
よかったら聴いてみて下さい(^-^)/
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