若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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羨ましい、ジャズ喫茶世代

2009年03月03日 | ラジオ ~ジャズ・イン・アプローズ~
こんばんはー!



みなさんのところはもう雪は降ってるのでしょうか?



家からは暗くてよく見えませんが、外出から帰るとき、



あまりにも寒くて、寄り道を断念しました




ゆっぴーさーん



そちらは寒いのでしょうか?



それにしても、「ベイシー」に4月25日、



貞夫さんは現れてしまうのですね!!



年に一度なのかぁ・・・。七夕様みたいですね




って、ゆっぴーさん、岩手までいかれたんですか



すごーーーい



いいなぁ~きっとなんともいえない



味のある場所だったのでしょうね?



やっぱり「ベイシー」になると全国からなんですよね



あ~、どんなところなんだろう





そうそう、これからラジオで「デューク・エリントン」特集が



2ヶ月にわたって録音されるうえに、5月の放送には、



昨年秋に、「デューク・エリントン(愛育社)」という本を



出版された、柴田浩一さんをお迎えするので、



読ませていただいている所なのですが、



やっぱり「ジャズ喫茶」の時代を経験している人たちは



本当に羨ましいなぁ~、と思いました





こちらは「ベイシー」と違い、もう、本当に



伝説のジャズ喫茶になってしまいましたが、



横浜の「ちぐさ」に、50年来のご友人である小針さんと、



初めて柴田さんが一緒にいったときのことや、



オーナーの吉田衛さんに、カウンター入り(アルバイト?)を



許された話が書いてありました。




そこで、とくに印象的だったのは、吉田さんが、



『ジャズ好きの中には知識をひけらかす人もいるけれど、



自分が聴いていなくても、聴いたかのように知ったかぶりを



する人がいる。そういうのは相手にわかる。いいかい、



知らないことは知らないというんだよ、決して恥じゃない。



相手は親切に教えてくれるんだから。』と、おっしゃられたそうです。




また別の話で、ある大先輩は、昔、ジャズ喫茶で



オスカー・ピーターソンのレコードを聴いていたら終電に乗り遅れて、



しかたがないので線路の上の枕木を数えて歩きながら、



覚えたてのピーターソンのアドリブのフレーズを何度も



口ずさみながら帰ったときの話や・・・。




また更に別の話で、いつもジャズの色々な話を気軽に質問したり



教えてもらっているカメラマンの方も、



中学生くらいからジャズ喫茶で、『カウンター入り』を許された



経験の持ち主で、レコードの位置を覚えたりした話や、



その頃はこんなジャズをよくこんなリクエストする人がいたとか、



そんな話を聴くたびに、



「あぁ~、いりびたれるようなジャズ喫茶に出会ってみたかったなぁ~


とおもってしまうのです




でも、ベイシー」のような歴史の詰まった、



最高の音質の場所でレコードを聴いたり、



貞夫さんの生演奏が聴けるなんて、本当に



夢のような話ですね




またそこで「ちぐさ」のオーナーの吉田さんじゃありませんが、



親切に教えてくれる人との出会いがあったり、いろいろと教えてもらったり、



そんなのいいなぁ~、と思います。




じゃぁ、わたしも初心者マークをおでこに貼って、



いつか実現するぞ




では、またあしたー
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