みなさぁ~~~ん
こんばんはぁ~~~
今日は本当にここ最近の中でもいいお天気でしたね
特に今日は日本人のだれもが忘れられない一日ですから、
晴れてくれると本当にそれだけで助かります。
あれから四年が経つんですね。
生きている人にとって『愛する人をなくす。身内をなくす。』ということは
人生の中で、もっとも悲しい出来事かもしれません。
もう一度、声が聞きたい。
話がしたい。
肌のぬくもりを感じたい。
でも、それがもう二度と帰ってこない。
こんな残酷なことってあるのだろうか。
人生って何なんだろう。
生きるって何なんだろう。
もういやだ。
あの人なしで生きていくなんて無理だ。
もっとああしてあげればよかった。
あの時あんなこと言わなければよかった・・。
悲しみの底なし沼に落ちてしまったような
もう、いっそこのまま自分も、、
という考えすら浮かんでしまうほどの
究極の辛い経験だと思います。
この本の著者で、あの震災の日も現在も、
被災地・福島で住職をされていらっしゃる
作家としても有名な玄侑宗久(げんゆう そうきゅう)さんは、
あの大惨事の後、しばらくの間、
本を読むことができなかったそうです。
おそらく住職というお仕事柄、いろいろな意味で
お立場もあり、大変だったことでしょう。
しかし、やっと本を読むことができました。
それが『方丈記』だったのです。
親しい編集者の方に勧めらて、やっと読んだ本が
『方丈記』だったそうです。
みなさんもご存じ『鴨長明』により鎌倉時代に書かれた日本3代随筆の一つですが、
『方丈』というのは今で言うと、1丈=3メートルの四方、
つまり3メートル四方=約5畳の広さ、高さは7尺=2メートルの
『究極の狭小ハウス』だったそうです。
5畳の広さ。高さは2メートル。
バストイレキッチン別?
というか、完璧な意味でのワンルーム。
どう考えても、狭いですよねぇ?
鴨長明が最後はその『究極の狭小ハウス』で生活することを通し、
そこに行きつくまでの出来事を含め『生きるとは?』
について書いてある、といっても過言ではありません。
この『方丈記』をなぜ住職が心動かされ、解説されたのでしょう?
それは今の日本とこの鴨長明の生きた時代と、
あまりにも共通点が多かったのです。
鴨長明が生きた平安時代末期も
天災が多く、政治がうまく機能しなかった時代だったそうです。
その不穏な時代に鴨長明が抱いた感慨や身の処し方が
『方丈記』に具体的に、率直に語られているというではありませんか。
そんなことを知り、この本が出た時に、
書店で少しだけ立ち読みし、買って帰りました。
こんな時代に生きる意味、ヒントを
教えていただいたような気がしました。
私個人の感想としては、とても癒されました。
私自身も震災とともにこの4年を過ごしてきました。
こんなにも生と死について考えたことはありません。
きっとみなさんもそうだと思います。
この本のタイトル『無常という力』
無常という力。
はっ!!無常といえば!!
諸行無常。
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。・・』
平家物語の『祇園精舎』を丸暗記させられた記憶があるけれど、
テストのために覚えただけのあの古文が、こんなにも
すんなりと心で理解できたことはありませんでした。
死ぬことを怖がらなくても、いつかはみんなその時が来るのだから、
怖がったり、心配する必要はない。
本の帯にあった言葉、
『何が起ころうと悩まない。決めつけない。』
この一冊は大きな力をくれました。
よしっ
気持を取り直して!!
明日は木曜日!!
週の後半ですね!!
どうぞお元気で、楽しい週末になりますように!!
おやすみなさぁ~~~~~~い
こんばんはぁ~~~
今日は本当にここ最近の中でもいいお天気でしたね
特に今日は日本人のだれもが忘れられない一日ですから、
晴れてくれると本当にそれだけで助かります。
あれから四年が経つんですね。
生きている人にとって『愛する人をなくす。身内をなくす。』ということは
人生の中で、もっとも悲しい出来事かもしれません。
もう一度、声が聞きたい。
話がしたい。
肌のぬくもりを感じたい。
でも、それがもう二度と帰ってこない。
こんな残酷なことってあるのだろうか。
人生って何なんだろう。
生きるって何なんだろう。
もういやだ。
あの人なしで生きていくなんて無理だ。
もっとああしてあげればよかった。
あの時あんなこと言わなければよかった・・。
悲しみの底なし沼に落ちてしまったような
もう、いっそこのまま自分も、、
という考えすら浮かんでしまうほどの
究極の辛い経験だと思います。
この本の著者で、あの震災の日も現在も、
被災地・福島で住職をされていらっしゃる
作家としても有名な玄侑宗久(げんゆう そうきゅう)さんは、
あの大惨事の後、しばらくの間、
本を読むことができなかったそうです。
おそらく住職というお仕事柄、いろいろな意味で
お立場もあり、大変だったことでしょう。
しかし、やっと本を読むことができました。
それが『方丈記』だったのです。
親しい編集者の方に勧めらて、やっと読んだ本が
『方丈記』だったそうです。
みなさんもご存じ『鴨長明』により鎌倉時代に書かれた日本3代随筆の一つですが、
『方丈』というのは今で言うと、1丈=3メートルの四方、
つまり3メートル四方=約5畳の広さ、高さは7尺=2メートルの
『究極の狭小ハウス』だったそうです。
5畳の広さ。高さは2メートル。
バストイレキッチン別?
というか、完璧な意味でのワンルーム。
どう考えても、狭いですよねぇ?
鴨長明が最後はその『究極の狭小ハウス』で生活することを通し、
そこに行きつくまでの出来事を含め『生きるとは?』
について書いてある、といっても過言ではありません。
この『方丈記』をなぜ住職が心動かされ、解説されたのでしょう?
それは今の日本とこの鴨長明の生きた時代と、
あまりにも共通点が多かったのです。
鴨長明が生きた平安時代末期も
天災が多く、政治がうまく機能しなかった時代だったそうです。
その不穏な時代に鴨長明が抱いた感慨や身の処し方が
『方丈記』に具体的に、率直に語られているというではありませんか。
そんなことを知り、この本が出た時に、
書店で少しだけ立ち読みし、買って帰りました。
こんな時代に生きる意味、ヒントを
教えていただいたような気がしました。
私個人の感想としては、とても癒されました。
私自身も震災とともにこの4年を過ごしてきました。
こんなにも生と死について考えたことはありません。
きっとみなさんもそうだと思います。
この本のタイトル『無常という力』
無常という力。
はっ!!無常といえば!!
諸行無常。
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。・・』
平家物語の『祇園精舎』を丸暗記させられた記憶があるけれど、
テストのために覚えただけのあの古文が、こんなにも
すんなりと心で理解できたことはありませんでした。
死ぬことを怖がらなくても、いつかはみんなその時が来るのだから、
怖がったり、心配する必要はない。
本の帯にあった言葉、
『何が起ころうと悩まない。決めつけない。』
この一冊は大きな力をくれました。
よしっ
気持を取り直して!!
明日は木曜日!!
週の後半ですね!!
どうぞお元気で、楽しい週末になりますように!!
おやすみなさぁ~~~~~~い