何が「ハニカミ王子」だ。「ハンカチ王子」もいやらしいネーミングだったが、安直な二番煎じの名称である。まあ、対象が馬鹿だろうから、馬鹿に標準を合わせたネーミングなのだろうが…。
TBSによると、マイク装着を依頼したのは大会前日の三日。番組ディレクターが石川選手と同じ組でプレーする選手に「マイクを付けてプレーしてほしい」と電話し、拒絶された。
さらにディレクターはKGAに対し、石川選手のキャディーバッグを運ぶカートにマイクを付けることを依頼し、断られていた。
TBSに限らずマスコミはプライバシーに対する概念が欠落しているのだろう。当初、「こいつら何を騒いでいるんだ」という感覚だったのだろう。
しかしマスゴミ同士仁義がなくなったものである。どのマスコミも似たようなことをやっているくせに、相手の不祥事が発覚すると鬼の首を取ったように騒ぎ立てるようになった。
マスコミの不祥事は日常茶飯事だから、ネタ切れの時は同業者ネタで紙面は安泰かも知れない。完全なマッチポンプである。
勿論反省もしないし改善もしないだろう。
TBS社長「ばっかじゃないか」 別選手にも接触していた
TBSの情報番組が、ゴルフの関東アマチュア選手権に出場した石川遼選手(15)のプレー中の声を無断で拾うため、同じ組の選手にマイク装着を依頼した問題で、番組のスタッフが別の2選手にも依頼を試みていたことが、六日分かった。
TBSの井上弘社長は同日の定例会見で「ばっかじゃないか。非常に腹立たしいし不愉快。(石川選手には)申し訳ない」と話した。
馬鹿は井上弘である。例によって下請けのせいにしてお茶を濁すつもりだろう。マスコミの丸投げ体質が変わるとも思えない。
不祥事の際のトカゲの尻尾切りである。尻尾も再生はたやすい。
福澤アナが涙の謝罪 司会“降板”もにおわす
TBSが「関東アマチュア選手権」に出場している石川遼選手(15)に非常識な取材を繰り返した問題で、同局系で6日放送の情報番組「ピンポン!」の冒頭で、司会のフリーアナ、福澤朗氏(43)が涙ながらに謝罪した。
金のためなら涙も鼻水も流すだろう。TBSは徹底して人任せな体質のようだ。
(記事)
TBS大暴走! ハニカミ王子の声狙い、同行選手にマイク装着依頼
TBSの情報番組「ピンポン!」が、史上最年少で国内ゴルフツアーを制して話題の石川遼選手(15)(東京・杉並学院高)のプレー中の声を取るため、千葉県で開催中の関東アマチュア選手権で、同じ組で回る選手に小型マイクの装着を依頼、拒否されていたことが六日分かった。
TBS、ハニカミ王子“盗聴”取材依頼でおわび
同局の報道番組「イブニング5」が4日と5日の2回、主催者に無断でコース上空に取材ヘリを飛ばしたことにも、関係者から強い不満の声が上がっている。