男子大回転の中継を見ていたが、やはり花形競技だけあって見応えがあった。優勝したベンヤミン・ライヒの美技は見事であった。日本人選手は10秒遅れと実力の差を見せつけられた。注目の佐々木は、足馴らしの出場という意味もあったのか1回目で早々に棄権した。本命の回転に期待したい。コルティナダンペッツォ大会アルペン男子回転で銀に輝いた猪谷千春(現IOC副会長)以来のメダル獲得なるか。メダルの格から言えば、回転の銅メダルは、カーリングやモーグル、ハーフパイプなどのポッと出の競技の金より価値があるだろう。
アメリカが圧力をかけて自国にメダルが取れそうな競技を大幅に水増ししたのだから、莫大な上納金をIOCに納めている日本としても、日本に有利な競技を開設できるように働きかけられないだろうか。雪下ろし大会とかカンジキレースくらいしか思い浮かばないが、金を取られてかもられるだけではなくて少しは政治力を発揮してもらいたいものだ。