真相世界(The truth world)

200710あきれ果てた大相撲の実態 逃げた弟子に100万円請求


おそらく恐喝罪に該当すると思われる。しか、しこれは時津風部屋だけの話ではあるまい。相撲界では日常的に行われている因習であろう。

事実が暴露されるに従って、相撲界のどうしようもない醜悪な体質が表面化してきた。

本来スポーツマンシップというと友好的な人間関係を築く高邁な思想なのだが、現実のスポーツ競技界はこの精神からはほど遠い。

日本の体育会系は昔から旧軍隊まがいの悪癖が横行していた。高校野球など特に顕著であった。口先だけで人権擁護を唱える朝日新聞がスポンサーというのも笑止である。
現在でも相当数の高校野球部は丸刈りを強要しているだろうし、相撲界顔負けの陰湿な練習法が実践されている。

スポーツ競技界が金に汚いのは大相撲に限った話ではない。

話は逸れるが、沖縄の集団自決に関して、教科書検定で事実を強引に歪曲させたことで問題になっているが、自民党の体育会系的発想が根底にあるものと思われる。
プロレスラーがやたらと自民党の議員になることとも関係があるだろう。体育会系の価値観・倫理観は一般と大分ずれている。仲間内で勝手にやる分には知ったことではないが、変に権力を持って国民に強要されてはいい迷惑である。

スポーツ競技自体がえげつないの日本に限った話ではない。世界大会でいつも繰り返されている人種差別的なミスジャッジ。つい最近でも柔道や女子プロレスでやられた。

サッカーなどもきな臭い話題が尽きない。現実のスポーツ競技界は理想とほど遠い存在である。
スポーツ競技を純粋に楽しみたいなら、競技人口が少ないものに限るだろう。「スポーツ アイロン」などは和気藹々とやっている感じがする。
メジャーになるに従って、スポンサーとの絡みとか国威発揚とかで不純になってしまうのである。

ところで、「大相撲」はスポーツ競技と定義できるかははなはだ怪しい。財団法人日本相撲協会の認識としては「伝統文化」であって、いわゆる一般的なスポーツ競技とは一線を画しているようだ。

この団体は文科省の管轄だから、ここの不始末に関しては文科省の責任も大きいのである。

今回のことを教訓にして、少しままともな「伝統文化」にしてもらいたいものである。

(記事)

元力士が告発、時津風親方金銭に執着

 大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17=本名・斉藤俊さん)が急死した問題で、05年秋まで同部屋にいた元力士が9月30日、同部屋のあしき体質を「告発」した。この元力士(20)は兄弟子による度重なる暴力に耐え切れず、「このままでは死んでしまう」と計3度部屋を脱走。引退が決まると、時津風親方(57=元小結双津竜)から着物代、食料費などの名目で約100万円の返還請求があったことも明らかにした。


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