この両親は男性会社員(32)と妻(22)。男児は長男で、大津市鳥居川町のマンションに3人で暮らしていた。
警察の調べでは、両親は8月31日午後7時ごろ、男児を自宅のベビー用布団に寝かせたまま外出した。翌9月1日午前3時ごろにドライブなどをして帰宅、男児の異変に気づき、119番通報した。大津市消防局によると、すでに心肺停止状態で搬送先の病院で死亡が確認された。
男児の死因は、両親の留守中に寝返りをうち、うつぶせの状態のまま呼吸できなくなった可能性があるとみている。
過失には違いないが、この程度の放置は一般的に行われている。
昼間の外出でなく、夜であることからも、両親にはそれなりの配慮があったのだろう。
5ヶ月児くらいになると寝返りを打つようになり、うつぶせによる窒息問題がよく取りざたされている。窒息死にいたるケースはまれであるようだが、運が悪いとしか言いようがない。
(記事)
両親放置、乳児が窒息死 大津、自宅に8時間
大津市で今年9月、生後5カ月の男児が窒息死する事故があり、当時、両親が男児を自宅に置いたまま約8時間、外出していたことが大津署の調べでわかった。男児への注意を怠ったなどとして、同署は近く両親を過失致死の疑いで大津地検に書類送検する方針。両親は調べに対し、「遊びに行きたかった。子どもを長い間放っておいたのは反省している」などと供述しているという。
最新の画像もっと見る
最近の「事件簿」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2005年
人気記事