内藤大助と宮田会長は15日、JBCに対して要望書を提出する。宮田会長は同日朝、要望のなかで大毅の反則などに関する調査と、親兄弟のセコンドを禁じたWBC世界戦ルール38条の徹底を申し入れることを明言した。
その際会長は「処分」は求めず、「ただ内藤に謝罪の言葉がほしいだけです」と語った。
理事会メンバーでもある協栄ジムの金平会長はなんとロシアに飛び立った。
「そりゃ、逃げたんだろう」と吐き捨る理事もいた。
一方の亀田一家は、11日の試合後、東京・葛飾区の自宅兼練習場にこもったまま籠城作戦に出た。手足も首も引っ込めて完全な亀の甲羅作戦である。協栄ジムの関係者によると「こちらの責任者が携帯に電話をしてもガチャ切りされてしまう」とのことである。自宅の電話線も元から抜かれている徹底ぶりである。
共栄ジムのマネージャーとTBSの担当者は困り果てているという。どうやら試合後テレビ出演する予定があったらしい。こんな有様ではすべてドタキャンである。
当然金銭問題が絡んでくるので、亀田一家はこっちの方でも裁判沙汰になるかも知れない。
内藤は、当日深夜のニュース番組に始まり、翌日の「みのもんたの朝ズバッ!」、土曜の「ブロードキャスター」、日曜の「サンデー・ジャポン」など、立て続けにTBSの番組に出演した。
どうして、TBSが180度態度を変えて内藤を引っ張り回すようになったのか?
何と、「本来は亀田一家を出す予定だったのだが、ドタキャンにより急遽内藤を緊急出演させた」ということらしい。
いい加減な連中である。
亀田一家は完全に怒っているようである。試合後TBSとの間にトラブルが発生したようだ。私の推測であるが、TBS側は「内藤が八百長を承諾した」と亀田側に嘘報告したのではないだろうか?
その気で試合したらこてんぱんにやられて、「話が違うじゃないか」と言うことになった可能性も否定できない。
(記事)
亀田パパ反省なし「なんで謝罪せにゃアカンのか」
東日本ボクシング協会(東協)と日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、亀田大毅(18)とセコンドについた父、史郎トレーナー(42)らに対する処分を決める。全国のボクシング界は厳罰を求める声で一致しており、亀田一家を守る立場の協栄・金平桂一郎会長は「海外出張中」。これにより、包囲網は完成した。ことここに至って東京・葛飾区の自宅兼道場に籠城(ろうじょう)する亀田家に反省の色は見えないという。
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