200905新型インフル遂に日本上陸か！ 帰国女性が陽性 成田「感染」パニックに

フェーズ５になった途端、日本でも感染騒ぎになってしまった。

＜新型インフル＞成田着の日本人女性からＡ型陽性反応

≪成田空港に３０日到着したロサンゼルス発のノースウエスト航空機の乗客１人から、機内検疫の簡易検査でＡ型インフルエンザの陽性反応が出た。結果が判明するのは５月１日未明になる見通しだ。日本人女性で高熱を訴えていた乗客は成田赤十字病院に運ばれた。≫

結局この女性は新型ではないことが判明した。しかし、…。

国内初、新型インフルの疑い…対策前の２５日に日本に帰国、カナダ修学旅行の横浜の高校生

アメリカで死者が一人出た途端フェーズ３が５に変わってしまったが、いかにもアメリカ主導といった観が強いものの用心するに越したことはないだろう。この調子では水際で防ぐのは難しそうだ。

【新型インフル】５に引き上げ　ＷＨＯ

≪新型インフルエンザの感染が拡大する中、世界保健機関（ＷＨＯ）のマーガレット・チャン事務局長は２９日、警戒水準（フェーズ）を現在の「４」から、世界的大流行（パンデミック）の一歩手前で、複数の国で人から人への感染が進んでいる証拠があることを示す「５」へ引き上げると発表した。、人類全体が深刻な危機にさらされているとの認識を示した。≫

フェーズ５と聞いて日本人の性格として騒がないわけがない。成田空港は既にパニック状態である。
ゴールデンウィークだというのにとんでもないことになったものだ。

日本のほうが大騒ぎ？　メキシコから成田に初の直行便

≪成田空港に２９日早朝、世界保健機関（ＷＨＯ）が警戒水準を「４」に引き上げて以降、初めて最大の感染被害が出ているメキシコからの直行便が到着した。

　第１旅客ターミナルのゲートに午前６時５７分、「アエロメヒコ航空５８便」が到着すると、待ち構えていた検疫官７人が体温を遠隔測定するサーモグラフィーやかごに積み込んだ大量のマスクなどを持って機内に乗り込んだ。≫

どうやら肥満してる人はサーモに引っかかりやすいようだ。熱が体内にこもりやすいのだろう。

≪旅行でメキシコに３週間滞在したという神奈川県相模原市の主婦（５７）は「機内検査で近くに座っていた男性が３９度の熱があったらしく、周囲の乗客約３６人が機内にしばらく残された。結局検査結果は陰性だったみたいでよかったけれど」とほっとした様子。≫

それは災難でした。

≪だが「旅行中に家族から『帰ってきた方がいいんじゃないか』といわれて、予定を３日切り上げて帰国した。現地ではそれほどの混乱はなく、日本の方が大変なことになっていて今逆にびっくりしている」と戸惑った様子で話した。≫

いえいえ、これくらい騒がない国民は関心を持ってくれません。しかし、メキシコ人はのんびりした国民性だなあ。

太り気味で体温高く「感染疑い」と診断　新型インフルで成田騒然

≪現地は週末も病院が臨時開業する一方、街中では「（インフルエンザの）知識のない人も多く、２割くらいしかマスクをしていない」という。≫

強毒性だったら絶望的な様相です。

≪熊本県の男子専門学校生（２０）は「メキシコ人の男性が（発熱を測定する）サーモグラフィーで熱があると判定されたが、太り気味で体温が高かっただけだと分かった。皆、『早く降りたい』という顔をしていた」と機内の様子を語った。≫

また誤報が流れないで良かったですね。

≪日本企業の駐在員の妻（４０）は「現地では情報も予防対策もいい加減で心配だった」と不安げ。一緒に帰国した小学５年の長女（１０）は「日本に帰ってきてほっとした。メキシコの友達はみんなほかの国に避難している。早くみんなと外で遊びたい」と話していた。≫

ということで、メキシコでは金を持っている連中は国外に脱出しているようだ。

実は30年前にも豚インフルエンザ騒ぎがあった。その時は緊急に作ったワクチンが不良品で、インフルエンザで死んだのは一人だけで、予防接種の副作用で30人が死亡した。

1976年の豚インフル：集団予防接種で副作用による死者多発

このときは４千万人に接種しているから、ワクチンが予防効果として機能した面は否定できない。現在では副作用に対する認識を高まっているので、その時とは事情が違うだろうが、一応参考事例として留意した方がいいだろう。

-----------------------------------------

亀田和毅に豚インフル感染疑惑


最近ご無沙汰気味だった亀田兄弟が久しぶりにニュースネタになった。ただし、ボクシングの話題ではない。
三男・和毅が、恰好を付けるためにメキシコにボクシング留学をしていたのだが、そこで豚インフル騒ぎに巻き込まれたのである。

亀田和毅「不安だった」新型インフル騒動に巻き込まれた

≪遠征先の同国から緊急帰国した亀田だが、到着後の機内検疫で近くの座席の男性が体調不良を訴え、隔離されそうになるハプニング。結局、男性が陰性と判断され事なきを得たが、さすがの“亀田家の最終兵器”もぐったりだった。また、米国で同日、初の死者が出るなど、新型インフルエンザがメキシコ以外でも猛威をふるい始めた。≫

豚インフル騒ぎを知った親父が、慌てて帰国させることにしたようだ。

≪危機一髪だった。練習拠点としているメキシコには５月中旬まで滞在予定だったが、騒動が拡大し、この日の帰国を決断。アエロメヒコ５８便（乗客乗員１９８人）での緊急帰国となった。和毅自身、約１０日前に、１１日に行った試合の疲れから３９度近い熱が出たというがその後は回復し、練習に励んでいたという。≫

本当に疲れからの発熱かな？　もしかしたら豚インフルに感染した可能性も考えられる。感染したからといって必ず死ぬわけでもない。

≪外出を極力控え万全を期して日本に着陸した直後に、騒動が起こった。同便には厚労省の検疫官７人が防護服にマスク姿で乗り込み、質問票を手渡したり、サーモグラフィーで乗客の体温を調べるなど、物々しい雰囲気に。和毅の後列の座席に座っていた男性がのどの痛みを訴え、さらに１時間足止めをくい、検疫官から陽性だった場合には隔離の可能性もあると伝えられたという。「本当に陰性でよかった」と胸をなで下ろした。陰性と機内で発表されたときには拍手が起こったという。≫

その男性も肩身の狭い思いをしたことだろう。

≪メキシコ市では意外にも日本ほどの騒動になっていないことを説明した和毅は、最後に疲れ果てた表情で「検疫官の人数を増やしてほしいな」と水際対策の改善を訴えていた。≫

和毅も「メキシコより日本の方が騒いでいる」と証言している。
「検疫官の人数を増やしてほしいな」とは亀田一家のくせにまともなことを言うものである。

日頃、「公務員を減らせとか、給料を下げろ」とか騒いでいる奴は、こういう事態では何と言うだろうか？
今度からは「公務員を適正に配置して、実態に見合った給料に是正しろ」と騒いだ方がいいですよ。


記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ！！　
<(_ _)>
→人気blogRanking

→FC2 Blog Ranking