真相世界(The truth world)

200806人類史上空前の大発明? 水のエネルギーで走行する自動車を発表


水のエネルギーで走行する自動車を発表

発電装置の製造や販売を手がけるジェネパックスは、開発責任者の約25年間に渡る研究の末、『水から発電する新エネルギー=ウォーターエネルギーシステム(WES)』の開発に成功したと発表した。

本当だったら、人類史上最大の発明だ。その割には記事があっさりしているのが気になる。
まさか、「水力発電だった」などという悪い冗談じゃないだろうな?

WESは、温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)の排出をせず、また外部エネルギーの供給を要せずに安定した電力供給を可能にした地球環境保全に貢献できる新エネルギー技術。特徴としては、水から電力と熱を取出す過程で、化石燃料などのエネルギーを使用しないので、他のエネルギー源を必要としない独立電源など設置場所を選ばない。また、インフラ整備も不要で、CO2の排出がゼロのため、環境への負担もない。

う~ん、何の事やら解らん???
原理が解らないからコメントしようがない。水を電気分解してエネルギーを取り出すというのは全部インチキである。
分解した水素の中から同位体を取り出して核融合させれば、あるいは電気分解以上のエネルギーを取り出せるかもしれないが、現在のところそんな技術はないし、核融合炉も存在しない。

今回は開発に成功したことに伴い、6月12日(木)に大阪府庁議会会館で発表説明会を開催する。説明会当日は、デモ機による発電の実演・WESシステムを搭載した電気自動車のデモンストレーションを実施される。詳しい情報は下記のオフィサシャルサイトで確認したい。

何だ、大阪府庁か?
ますます眉唾ものだ。

なおジェネパックスは、今後自動車や船などの製造会社と協力してWES搭載の自動車や船の商品化、家庭・オフィス・病院・データセンターなどに設置するWESシステムの商品化という2つの目標を掲げ、開発を進めていくという。

問題なのは「ジェネパックス」という会社の正体だ。世間で認知されているまともな会社かどうか?

発明者プロフィール2008年6月現在

ウォーターエネルギーシステム発明者
株式会社ジェネパックス取締役会長
末松満(スエマツミツル)

1943年2月13日
1961年04月大分県立安心院高等学校卒業
1961年04月八幡製鉄株式会社入社
1973年12月八幡製鉄株式会社退社
1976年05月遠赤外線の研究開発に着手
1980年04月ウォーターエネルギーシステムの研究開始
1985年04月埼玉県工業技術研究所と遠赤外線の共同研究開始
1987年08月家庭用循環温浴器開発
1993年04月株式会社ゼクセルと蓄熱マットを共同開発
日産ディーゼル、いすず自動車、日野自動車に販売開始
1994年04月ガスタービン発電機の開発開始
1995年05月省エネルギーモーターの開発開始
1996年02月水循環式汚物処理装置の開発
1996年06月廃棄食品の包装材分離装置の開発
1996年07月低温乾燥機の開発
1996年10月包装食品の包装材分別車の開発
1997年08月電気トラックの開発
2004年06月ウォーターエネルギーシステム(WES)による発電に成功

いやはや、この経歴でインチキ呼ばわりするつもりはないけれども…。


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