200806秋葉原通り魔事件 犯人は派遣社員

借り上げアパートに居住か＝派遣会社に勤務－加藤容疑者・秋葉原通り魔事件

アキバのホコ天7人を殺害し10人を負傷させた男は派遣会社に勤務していた。
犯人は「誰でもよかった」「自分が社会で正当に評価されていない」「世の中が嫌になった」「人を殺すために秋葉原に来た」と供述しているようである。

２ちゃんねるで、「秋葉原で刀振り回し大惨事」などと犯行予告とも取れる書き込みがあることが分かった。
掲示板では５月２７日午前２時３９分、「秋葉原で忍者姿の痴漢が刀振り回し大惨事！」とのタイトルとともに、「６月５日以降絶対事件起こるだろうから先に立てとくね」との記述があった。
携帯の掲示板には犯人の実際の行動と一致する書き込みが連続してあった。

犯人はナイフを２本用意していたことも判明した。犯人はレンタカーを借り、住んでいた静岡県裾野市を８日朝に出発して秋葉原にやってきた。

典型的な劇場型犯罪だが、この男が精神に異常を来しているのは間違いあるまい。この記事と関連して死刑廃止論を誹謗する書き込みが急増した。

青森県の進学高校を卒業した。おとなしく目立たない性格だったがキレやすかったらしい。
犯行の前に無断欠勤した。

この犯人の動機など詳しい情報がまだ入らないので、現段階では社会との因果関係については言及しづらい。
本ブログとしても、もう一度この事件を取材する必要性がありそうだ。

東京・秋葉原の通り魔事件で逮捕されたK（２５）は静岡県裾野市富沢にある単身者用アパートの３階に住んでいるとみられるが、玄関や郵便受けに表札はなかった。
部屋の借り主は全国展開する人材派遣会社（本社東京都）で、同容疑者は同社に勤務・登録していた可能性があるが、同社本社や近くの事業所は電話に応答がなかった。
アパートは市南部の山のふもとにあり、４階建て。周囲には家やアパート、田や畑が散在する。
管理会社（同県長泉町）によると、アパートは２００１年に建てられ、単身用の部屋が３２ある。K容疑者の部屋は人材派遣会社が０４年１２月から借り上げたが、住人の名前は「現時点で把握できていない」（管理会社）という。