真相世界(The truth world)

200607福田降ろしだけが目的か 宗教モラルなし 自民党 靖国参拝 継続を確認

政治家の靖国参拝について、賛成派も反対派も自己都合に基づく、見苦しい主張が目立つ。
靖国神社がA級戦犯合祀しているのと、政治家が靖国神社を利用して自己を喧伝するのとは別問題。合祀しようが分祀しようが神社の勝手でしょう。
参拝も同様。行きたい政治家が勝手に行けばいい。
選挙をする段階で、国民がその政治家の政治姿勢を正確に見抜けばいいのだが、結論から言うと、国民は白痴化して、無関心か欲ぼけのどちらかの反応しか示さない連中がきわめて多い。

政治家や外国が騒ぐ割には、日本人の宗教観は希薄になるばかりである。

初詣客日本一の明治神宮について考えてみると、明治神宮の祭神を知って参拝している者はどの程度なのだろうか? 

半分以下なのではないかと思われる。みんな行くから俺も行く。なにやら御利益があるのだろう、程度の発想だろう。

明治天皇を拝むことで御利益があると思えば行けばいいし、訳もわからず参詣して1万円札を賽銭箱に放り投げている奴はただの馬鹿である。
  

自民議連「次期首相も参拝継続を」


(記事)
 自民党の「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会」(平和靖国議連)の今津寛会長、山谷えり子幹事長らは21日、首相官邸に安倍晋三官房長官を訪ね、次期首相も靖国神社参拝を継続するよう求めた。今津氏らは9月の自民党総裁選について、「他国の介入、干渉を招いてはならず、靖国神社や国立追悼施設建設の問題を大きなテーマとすべきではない」などとする見解書を提出した。


天皇発言の政治利用けん制 安倍氏、首相靖国参拝で


 安倍晋三官房長官は21日午後の記者会見で、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示す発言をしていたとされることに関し「天皇陛下の言葉や存在を政治利用してはならないのは、政治に携わるものの常識だ」と強調した。

野党幹部らが昭和天皇の発言を理由に、首相の参拝中止を求めていることをけん制したとみられる。


小泉首相、天皇発言の「影響」否定 靖国参拝


 小泉首相は20日夜、靖国神社へのA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示した昭和天皇の発言が、自らの参拝に影響するかどうかについて「これはありません。それぞれの人の思いですから。心の問題ですから。強制するものでもないし、あの人があの方が言われたからとか、いいとか悪いとかという問題でもない」と語り、影響を否定した。首相官邸で記者団に語った。

「天皇参拝せぬ靖国に首相が行く矛盾」 カーティス教授

 <ジェラルド・カーティス米コロンビア大学教授(政治学)の話>

 昭和天皇が、靖国神社のA級戦犯の合祀に強い不快感を示していたことが明らかになったことの意味は大きい。靖国神社参拝問題が、外国にいわれて問題になったのではなく、もともと日本国内の政治問題であることが明らかになった。

 A級戦犯を合祀することは戦争を肯定する象徴的な意味がある。外国から見てもおかしいし、日本の天皇から見てもおかしいということだ。天皇陛下も参拝しない靖国に総理大臣が行くべきだというのは矛盾している。

 天皇の発言が明るみに出たことによって、国内問題としての靖国神社参拝問題がもっと議論されるのではないか。


7月21日付・読売社説

 
 靖国神社は教義上「分祀」は不可能としている。政治が宗教法人である靖国神社に分祀の圧力をかけることは、憲法の政教分離の原則に反する。麻生外相は、靖国神社を国の施設にすることを提案しているが、これも靖国側の意向を前提としない限り不可能だ。

 靖国神社には、宗教法人としての自由な宗教活動を認める。他方で、国立追悼施設の建立、あるいは千鳥ヶ淵戦没者墓苑の拡充などの方法を考えていく。

 「靖国問題」の解決には、そうした選択肢しかないのではないか。


昭和天皇の苦い思い、浮き彫りに


 昭和天皇の靖国神社参拝が途絶えたのは、A級戦犯合祀(ごうし)に不快感を抱いたからだった。富田朝彦元宮内庁長官のメモは、天皇の戦争への苦い思いを浮き彫りにした。

 A級戦犯合祀に不快感を抱いている――。その思いは、複数の元側近らから聞いていた。

 「陛下は合祀を聞くと即座に『今後は参拝しない』との意向を示された」

 「陛下がお怒りになったため参拝が無くなった。合祀を決断した人は大ばか者」

 なかでも徳川義寛元侍従長の証言は詳細で具体的だった。

 14名のA級戦犯を含む合祀者名簿を持参した神社側に対して、宮内庁は、軍人でもなく、刑死や獄死でもなく病死だった松岡洋右元外相が含まれていることを例にとって疑問を呈した。だが、合祀に踏み切った。

 87年の8月15日。天皇は靖国神社についてこんな歌を詠んだ。

 この年の この日にもまた 靖国の みやしろのことに うれひはふかし

 徳川氏によると、この歌には、元歌があった。それは、靖国に祭られた「祭神」への憂いを詠んだものだったという。


民主・小沢代表「昭和天皇は偉い方」 靖国発言メモで


 「昭和天皇は本当に偉い方だったんだなあ。大御心(おおみこころ)だなあ」。民主党の小沢代表は20日、記者団にこう語った。小沢氏は最近でも「戦死ではない人たちが靖国神社にまつられること自体が間違いだ。天皇も堂々と参拝できるような本来の靖国神社にすべきだ」との持論を繰り返していた。

 超党派の国会議員でつくる「国立追悼施設を考える会」の呼びかけ人でもある民主党の鳩山由紀夫幹事長も「A級戦犯合祀(ごうし)が理由で天皇陛下が参拝されていないことが、証拠として示された意義は大きい」と語った。小泉首相に対しては「自分だけの意思で軽々に(参拝する)というのは許されない。この事実を重く受け止めて頂きたい」とくぎを刺した。

 共産党の志位委員長は「『靖国史観』派のシナリオが破綻(はたん)し、参拝を繰り返してきた小泉首相の主張に道理がないことを浮き彫りにするものだ。首相の参拝中止を改めて強く求める」との談話を発表した。社民党の又市征治幹事長も「昭和天皇の意思が資料で裏付けられた。戦争の反省と平和の希求という気持ちが表れた言葉だと思う。政府・与党がどう受け止めるのか注視したい」との談話を出した。



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